第三セクター

愛知環状鉄道 2000系


岡崎駅 03/08/03

公式HPによりますと、車両デザインは地域と共に歩む「愛環」を表現し、
外観デザインは、沿線に広がる自然の緑を基調に5本のラインで広がる緑を。
そして力強い毛筆調の帯で沿線にお住まいの方々の躍動を表わしているとのこと。
確かに特徴あるその毛筆調の帯は目を惹きます。


大きな窓を採用。




早速入って行きましょう。


まずは全景。外観同様緑色を基本とした腰掛の表地はとても鮮やかで引立っています。
両側にはセミクロス腰掛が両側に並びます。


運転台に近づきます。運転台の出入扉部分のみ茶色系統の色彩が採用され、
腰掛との対比を楽しんでいるかのようです。
扉も含め上部は全て窓が取られ、開放感たっぷりな仕様となっています。


出入扉はこちら。やや車体形状に合わせたゆるやかな曲線の扉は全面化粧板張りの美しい仕様。
千鳥配置で電光表示器も標準装備となっています。反対側にはやや小ぶりですが路線案内図が。


出入口にある開閉ボタン。ワンマンにもこれで対応可能です。


天井に目を向けてみます。カバーこそないものの連続するかのように並ぶ照明、
デザイン的にも美しいラインデリア。第三セクターの車両としては破格ではないでしょうか。


荷物棚も化粧板付の豪華な仕様。


側面窓はこんな感じ。写真ではロールカーテンを降ろしています。とてもワイドですよね。


こちら高蔵寺寄にあるトイレ設備。引き戸で入り口も大変広く車椅子でも余裕で対応可能です。


さて腰掛です。やはり独特の存在感を持つ表地を巻いた腰掛は目立っていますね。
座り心地はJR東海313系に同等でやや硬い感じを受けます。


窓側にもヒジ掛、立席者のために通路側には取手も標準装備です。
いずれも樹脂やコーティングされた非常にレベルの高い装備と言えると思います。


出入口付近は2人掛腰掛。座り心地はセミクロスに同等です。
背・座ともバケット形状を採用しており、定員着座も狙っております。


トイレ前には身障者対応の1人掛腰掛と妻用腰掛が存在します。


岡崎寄にある4人掛ロングシート車端部の優先席です。ここだけは青の表地を採用しています。



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