第三セクター

名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)


荒子川駅にて 05/10/02

ブラッククフェイスに涼やかなブルーのライン。


側面から見ると窓は連続窓のように見えますね。


車体側面上部には車両毎交互に日本語とローマ字の線名が書かれています。



早速入って行きましょう。


こちらはまず中間車の全景から参りましょう。
あおなみ線車両では全てがロングシートを両側に展開しております。
ローコストを意識したつくりなのか、多くがFRP製の丈夫で軽めの素材で構成。
また車両床も車体のブラックフェイスにデザイン的にも合わせているのかもしれませんが、
傷なども見えにくくなる灰色を色調として採用しているのかもしれません。


ロングシートです。スタンジョンポールがあるといえ5+4人の長いロングシート。


1席1席ごとに実は分かれているんです。樹脂のフレームの上に背・座一体となった詰物、
上の表地があって腰掛として成り立っています。
別に樹脂のフレームは問題ありませんが、ゴミが間に溜まりやすいのではないかと思います。
どうしても通勤路線としての性格か座り心地は硬めでした。


天井の様子です。フラットな天井なのですが、ラインデリア「的」に不必要なとこは「無い」。


とっても基本的な出入扉です。千鳥配置に扉上部には路線図かLED式電光表示器が掲げられています。


LED式電光表示器は1列のスクロール。簡単な行き先表示のみです。


扉下部にあるのは滑り止め防止加工が床に施されています。


車両内側から見る窓はご覧の通り1枚窓ではやはりないんですね。
やや大きめの窓がもう1枚ならんでいます。なお、固定窓になってます。


妻部の貫通扉は省略されています。意外に寒い名古屋。冬は・・・


どこにあるんだろうと探していたらきっちりとこんなところに収納されてました。


妻部は基本的に優先席です。明示は控えめなのですが窓にシールが貼られています。
なおここの妻部の窓だけ上部が窓を斜めに開放することができます。


妻部は4人掛ロングシートです。


腰掛仕切りも樹脂製。しかもL/Rどちらにも使えるようにしたのか、2枚の板の貼り合わせ。

妻部は4人掛ロングシートです。


今度は先頭車両に来てみました。基本構成は中間車と全く同じなのですが、少し違いがあります。
左手のロングシートが途中で途切れているのにお気づきでしょうか。


そうなんです。ここは車椅子の方の優先スペースとなっているんです。
ちょっと出っ張った箱のようなものの上には握るための横棒が取り付けられています。


箱中にあるなにやら取手を掴んであけてみると・・・車椅子固定用のベルト収納でした。


もちろん先頭車なので運転台はありますよ。ちょうど進行方向だったのでカーテンで仕切られていますが、
反対側の場合はカーテンも開けておいてくれますので前方の眺望も運転席裏から楽しむことができます。
ただ、ちょっと窓が高い位置にあるので小さな子供には無理かな。



他のページも見てやってください。