第三セクター

愛知高速交通 リニモ(東部丘陵線)


公園西駅付近にて 05/10/08

デザインとしては透明感のある感じを前面に押し出し、
路線の愛称であるリニモのロゴタイプを車体中央に配しています。


公園西駅付近にて 05/10/08



早速入って行きましょう。


まずは車内全景から。こちらは3両固定編成先頭車運転台方向を見ています。
とにかくは外観同様透明感のある車両雰囲気を保つためにデザインがされているようです。
色彩もモノクローム、メタリック系など素材感を思わせるものを中心にコーディネート。


車両中央部にあるのがこの向き合わせとなった固定式の2人掛。
座席によって表地を互い違いとし、背ズリ・座面のゴミ対策も取られています。


背面は完全にパンチングメタルの板で背面を保護しております。うわ。


ただ足元は案外と華奢な脚台でむしろバスの腰掛のようです。


固定腰掛と出入扉の間は2人掛のロングシートです。仕様は固定に同じ。


こちらは妻部方向を見ています。スタンションポールが目立ちますね。


このデザインの雰囲気を一番表しているのがこの天井ではないでしょうか。
画像を小さくしているためわかりづらいですが、天井板はパンチング素材を採用し、
連続した面照明を持ってきております。


また側面の窓も可能な限りめいいっぱい取られているお陰で開放感に溢れています。


出入扉はさすがにパンチングメタルとは行きませんが、
雰囲気を損なわないようにオフホワイトの化粧を纏っています。
もちろん扉の開閉時には、ドアチャイムで注意を促していますよ。


連続面正面のために出入扉上部の路線案内図もそのまま照明に印字されたもの。(^^;


さあて一番の開放感に溢れている運転台を見てみましょうか。
前面が透明で、先が全て見渡せ、しかも運転台との仕切りは業務用の収納箱だけですので見づらいこともありません。


もちろん安全対策にも配慮。前扉はそのまま緊急時の脱出扉ともなっています。


高架区間がほとんどであるために緊急避難はしごも長そうです。


車内で自動放送も行っていますが、各車両端にはこのような行先、、次駅、扉開閉方向を示す
車内案内表示器が取り付けられています。あの車系で見られるものとどうやら同じ形式のようですね。


もうひとつ先頭車運転台付近には特徴があります。それはこちら、車椅子スペース。


2人掛の折りたたみ式腰掛を収納した状態で車椅子の方が来られた際には
この腰掛座面背面に取り付けられているベルト装置にて固定も可能です。


ちなみに展開するとこんな感じ。


通常自動運転であるため運転台にはカバーが掛けられています。
運転台空間を覗き込むと運転士腰掛は簡易的な折りたたみ式腰掛でした。


妻部の様子です。こちらも車内案内表示器が壁に取り付けられており、両側にはロングシート。


車端部ロングシートは3人掛です。


よーく見ると渡り板部分にもラインデリア上の中に間接照明のようにしての灯りが。細かい。



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