第三セクター

天竜浜名湖鉄道 TH2100型


天竜二俣駅にて 07/07/22撮影

昭和63年国鉄二俣線より第三セクター方式によって転換。
浜名湖を取り囲むように走る路線は風向明媚です。


宮口駅にて 07/07/22撮影


今までの天浜線の車両のイメージを一新する軽快気動車は、
白をベースに浜名湖をイメージするさわやかな帯が印象的。


外部スピーカーと開閉ボタンが付きました。


また外部側出入扉横にはLED式電光表示案内器の設定も。




まずは全景から参ります。とにかく白を前面に色彩として客室内を構成。
その中に腰掛の表地の群青色だけがコントラストとしてすばらしい爽快さを醸し出しています。
こちらの写真は掛川方面に向かって見ております。


こちらの写真は新所原方面に向かって見ております。


もうひとつ全景写真なのですが、左手に柱が出ております。やむ負えないですが残念ですね。


天井の様子です。中央にラインデリアを配しフラットな天井は大変すっきりと美しい。
照明だけは化粧カバーは付いておらずそのまま蛍光灯が照らし出しております。


それでは運転台へと近づいて行きましょう。
なんだかすっきりとして見えます。整理券発行器が使用しない時は運転台に収納しているからですね。


そして従来は助手席またはただの空間で機器が出っ張っていてどうにも無駄な空間に終わっていた、
この出入扉横の空間が車椅子の方のための空間として活用することで大変すっきりとしているんですね。
残念ながら固定用のベルトはありませんでしたが、
それを補う曲線を描き車椅子の高さから握りやすい横棒がもちろん用意されておりました。


なお運賃回収箱を引き出した状態だとこんな感じ。


その運賃回収箱に注目。とてもポップな色使いで現金や切符の投入口が判りやすく色別、指示されています。


それからLED式運賃表示器。こちらはよく見かけるものですね。


それから客室側から見る出入扉です。大きな1枚片開きドア。


出入扉横にある客室側からの開閉ボタン。


運転台の様子です。


それから側面の窓ですが上から下までの大きな1枚窓。
日除けは遮光性も保ちつつも白色で車内空間と見事に調和しています。


それから最後に腰掛。こちらは固定クロスシート。
座り心地としては若干硬めであるも適度なもので申し分ありません。
ヒジ掛のヒジ当は樹脂ながらも木目調で無機質な感じを和らげています。


そして出入口付近のロングシート。座り心地は固定クロスシートと同様です。



TH2100型 天竜二俣駅を発車。(1分21秒)(動画)
ダウンロード[TH2100_tenryuufutamata_start.mov(69,616KB)]




☆沿線の風景☆  天竜浜名湖鉄道 ちょっといい駅「西気賀駅」



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