JR東日本

JR東日本 201系「四季彩」


青梅駅にて 02/04/07


奥多摩駅にて 02/04/07


4両編成の四季彩では車両毎にその塗色とシンボルに変化があります。



クロスシート車両(青梅寄 3両)


早速中に入っていきます。腰掛の配置は青梅線の眺望を考え、渓谷側右にはクロスシート。
そして反対側左は以前の201系と同じくロングシートが配されています。


こちら青梅側の1号車の運転台付近の様子です。
運転台仕切りは以前そのままです。


出入扉の様子です。改造前とは変化は見られません。


ただ出入扉の前の床に変化がありました。
エンボスを床につけることにより、車内にひとつのアクセントをつけています。


セミクロスシートの様子です。腰掛は窓からやや離れた位置に置かれています。
そして通路側には特急車で見られるような肘掛がついています。
背ズリに注目です。基本的なフレーム構造として丸みを帯びた丸パイプが頭部を覆っており、
そのすぐ下に人数分の枕カバーのような枕が取り付けられています。
背・座ともバケットシートのように見えますが実は模様だけの横の線が背ズリに入っていますね。


肘掛によってみました。肘当の黒い部分は樹脂のプレートが取り付けられています。


背面の様子です。大きな1枚の化粧板が貼り付けられています。
途中下部のほうで形状に合わせて膨らんでいますね。


実は上のセミクロスシートが窓から離れて置かれているのには理由があります。
以前のロングシートの下にあった暖房機器はそのまま生かせるようにそのままにし、
その上にそれを隠すかのように大理石模様のテーブルが付けられております。
でもこのテーブルの上に十分荷物も置けるし、結構使いやすいですね。


さて今度はセミクロスシートの反対側にあるロングシートの様子です。
腰掛そのものは改造前に同じですが、表地をクロスシートと同じくしています。
ロングシート仕切に注目下さい。仕切は通常見られるものですが、
その上部は透明な仕切りがさらに取りつけられています。
透明な仕切には車両外観と同じシンボルの模様が付けられています。
このへんにはこだわりを感じられますね。


車端部の腰掛です。片側はJR東日本共通の優先席となっており、どちらも3人掛です。



展望車両(奥多摩寄 1両)

いよいよこの『四季彩』の目玉である展望車両です。
渓谷側に向って腰掛が配置されているのがポイントです。


まずは全景です。とても右側は窓に向って折り畳み腰掛が4つ配置されているのみなのでとても広く感じます。


今度は反対側運転台裏方向です。先ほどのセミクロス車両と違いは認められません。


こうやってみるとほんとに窓に向かって最大限に空間を活かそうとしているのがよく判ります。


もちろん折り畳み腰掛の反対側は従来通りのロングシートがありますよ。


注目の折り畳み腰掛は以外にもアナログなものでした。
折り畳みではありますが、特にロック機構も無く立席の際は自動的に収納される仕組み。
また座り心地もいま一つではありますが、窓の緑溢れる車窓には心地よい空間です。



☆沿線の風景☆  ちょっといい駅 青梅線「奥多摩駅」



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