JR東海

JR東海 311系



大垣駅にて 05/10/15

意外にやシャープな顔つきに思うのですが。


側面にもオレンジのラインが入ってますね。


単独でも他車種との併結にでも何でも運用されています。



まずは客室内の全景から


とにかく車内全景としての光景が爽快ですよね。
車両途中には出入扉はあるものの、その付近にポールがあるわけでもなく、
ただずらりと転換式腰掛が並んでいます。これぞ311系の良さ。
それから中央の通路と出入口付近の床の色は変わります。
腰掛のある辺りは照明の照り返しのお陰もあってか、明るめの黄色が腰掛表地に合います。


転換腰掛は実はよく見ると結構豪華なんですよ。特にヒジ掛の通路側には表地が張られた化粧付。
それからその形状そのものもいいですよね。厚みのあるしっかりとした背ズリ。
ちょっと転換するときに女性には重いかもしれませんが、どっしりと堂々としています。
枕カバーも背ズリ上部に全部掛かっているんですね。取手は大き目でとっても掴みやすいです。


窓側には小ぶりのテーブルが用意されています。意外に重宝なんですよ。


今度は天井の様子です。ラインデリアの綺麗な姿。しかもその両側は目立たないようにグレーの配色。


側面の窓は2つがならんだユニットサッシュに窓枠が角を丸く縁取りしています。
カーテンはロールカーテンではなく、フック式ですが充分直射日光を遮ってくれます。


車端部を見てみましょうか。こちらは中間車の一般的な妻部の様子です。
左右とも出入台腰掛と妻壁腰掛が配置されています。


なお腰掛の表地の色は変わらないのですが、側面の窓に優先席のシールが貼られており、
このように311系では優先席は妻部に設定されています。


妻部腰掛はもちろん固定なのですが、余裕もって作られていますので、背ズリもぺらぺらではない。


311系の特徴でもある妻部のLED式電光表示器。その画面は小さく停車駅等の案内のみです。


今度は先頭車の妻部をご覧下さい。大きな違いがあるのです。
浜松寄の先頭車両にはトイレが配置され、カード式公衆電話が置かれています。
 ← 大垣 □□□■ 浜松 → 


私が乗車した際にこの公衆電話を利用している人を見たことはありませんが、
どれだけの利用頻度なんでしょうね。携帯が完全に普及した今日においては取り残された感はあります。


こちらは出入扉。出入扉上部には情報案内装置はないのですね。広告枠のみでした。
扉手前には滑り止めの横縞の加工が床に施されていました。


出入扉横の出入台腰掛は据え置き式の腰掛。背面下部の多くは樹脂カバーで保護されています。


先頭車運転台付近の様子です。とにもかくにも前面が大解放ですよね。
乗務員用の扉と助手席側は窓で連続しております。
優等列車ではいくつかは見られますが、近郊列車ではそうないかと思います。


車外からで判りづらいですが、運転台の様子です。



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