JR東日本

651系「スーパーひたち」


上野駅にて 03/04/26

485系後継車両として設計、JR東日本初の交直流新型特急「スーパーひたち」として誕生。
LED表示式のヘッドマークや間接照明の採用など外装・内装にも工夫が凝らされおり、
一番この車両のインパクトである外観色の白色には民営化初の車両に意気込みを掛けた思い入れを感じる。

基本編成 7両  付属編成4両
□□□■□□□+□□□□
←上野   いわき/仙台→
1号車       11号車
■・・はグリーン車を示す。


顔から繋がる流線的なライン。連続して魅せる窓枠。
しかしながら、あくまでラインはグレーで目立たなく白のボディを惹きたてる。


それは出入扉や号車表示にしても同じ。扉にはスリット窓が入っている。


ただしグリーン車表示だけは別。ステータスを感じる。


行き先表示幕はまだ本当に幕が大活躍。



<普通車>

では車内に入ります


まずは外観から見た出入扉を内側から拝見。こちらは水色に塗られた色が特徴的。
出入扉付近には昇降の際の?まるための握り棒はもちろんですが、
この当時の車両には喫煙スペースという発想はまだなかったため、デッキに灰皿が喫煙車に設けられています。


各車両にはゴミ箱をデッキに設置。ちょっと狭いデッキを占有する感じにはなってしまいますが、
意外やこの方式のゴミ箱は現在の車両の縦壁に投げ入れるものより、
上からゴミを投入することになるので、むしろバリアフリーなのではないでしょうか。
しかも高さも低めで。ただし車椅子の方だけは使いづらいでしょうね。


身障者対応腰掛のある車両だけは車椅子にも対応できるよう扉は大きく取られています。


洗面台は隔車両に設置。洗面台そのものは平凡なものですね。


では扉を開けて客室へと入ります。


普通車全景です。濃い目の紫色の表地を纏った腰掛の色とややクリーム掛かった床の配色。
それから妻壁の黄色とちょっとこちゃこちゃした配合ではないでしょうか。


照明は直接照明ながら曲線を描いた形状により柔らかく光が拡散し、間接照明同様の効果を持つ。
それが両ラインから車内を明るく照らし出しております。


荷物棚には当時の車両のこだわりの一つ、読書等を装備したスリット入り。


こだわりが強すぎたと見える妻壁。黄色の扉はちょっと・・浮いてしまっているように思います。
また荷棚も妻壁までしっかりと来ているためちょっと煩いのかもしれません。


扉上部は1行の大きめな文字のLED式電光表示器、下部には時刻表示もあります。


妻壁には隅用テーブルももちろんあります。細長く実際はドリンク置き場といった趣き。


そして腰掛。リニューアルされた腰掛表地は地味な紫色。
側ヒジ掛の形状はとても独特でその形には惹かれるものがありますね。


背面の様子です。脚台は据え置き式で足元がどうしても狭めなのですが、
その対応として切り込みが脚台内側に向かって入っており、考慮されています。
背面テーブル、マガジンラックが背面を占める機器。なんでマガジンラックなんだろう?



<グリーン車>


さあて客室内ですが、こちらは普通車とはいっぺん雰囲気が異なります。
床は赤系統の絨毯がひかれており、白の周りの化粧板が引き立って見えます。


妻部の様子です。なんともいえない空間・・・
なんかこちゃこちゃしていてすっきりとしないですな。


下部のほうには隅用テーブルと足掛。やや大きめのテーブルは使いやすそうですが、
実は腰掛から結構離れているため実はそうでもありません。


進行逆側の妻部の隅用足掛の様子です。
実はこれ分煙のためのパーテンションが設けられていたためこのような台座が残っているのです。
が、2004年にはこの台座は撤去され、現在は新規に腰掛が設置されています。(未取材)


妻壁向こうにはゴルフバックなどを立てかけておく荷物スペースが。
沿線には確かにゴルフ場も多く設計当時はそのようなニーズも想定したのでしょうね。


最後に腰掛です。大柄な腰掛は健在ですが、テレビはとっくにありませんし、
オーディオ装置もリニューアルで撤去されてしまいました。


1人掛、2人掛でも同じなのですが、気になるのはヒジ当、こりゃ〜だめだめです
なんでまたヒジ当が途中で途切れてしまうのでしょうか?
ちょうど手のひらを乗せる部分がヒジ掛の金属部分にあたり冷たいですねぇ。これじゃ。
また腰掛バケット形状も以前はもっとデザイン的にも目を惹く感じだったのですが、
現在はふつーの、なんの変哲もないものになっています。大きさ以外には普通席と変わらんですね。



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