JR北海道

785系「スーパーホワイトアロー」



旭川駅にて 01/09/15

その造詣が美しい785系です。


出入口付近の車両側面にはスーパーホワイトアローのロゴが入ります。


新千歳空港駅にて 02/09/07


札幌までは空港連絡列車、札幌から旭川までは都市間連絡列車としてフル活用するようになったホワイトアロー。



まずは一般車から


デッキ空間はご覧の通り。手前左手に見えているのは男子用トイレです。
奥は客室なのですが入り口がまるで宇宙船をイメージするような形状の壁ですね。
国鉄時代にこの車両が投入された時代のデザイン傾向やこの車両に対する意気込みみたいなものを感じます。


出入扉付近の感じですが、のちの車内へと続く配慮があるのかもしれません。
基本的に白の色彩で彩られております。


別のデッキ空間。化粧台の入り口と化粧台です。重要な設備ながら割と簡素な化粧台。


それでは一般車へと進みましょうか。


照明関連は中央にうまく間接照明とした活かし方で上手に作られています。
荷棚はスリットが縦に入ったちょっと凝った仕様。


妻壁には隅用足掛と2人用のテーブル。

腰掛表地は変更になっております。ご了承下さい。


まずは全景。腰掛表地の柔らかな青地に白をベースとした車内が清潔感を醸し出します。
2人掛腰掛が両側に展開、一部の車両では出入口付近には1人掛もあります。


腰掛は実際に座ってみると少し柔らかい感じ。
背ズリがあまりバケットタイプとなっていないためかホールド感はそれほどでもないです。


背面には背面テーブルとマガジンラックが設けられています。
札幌−旭川間の都市間特急という性格を意識したのでしょうか、
JR北海道の車両としては珍しくマガジンラックを採用しています。


そのマガジンラックですが、受けとなる部分はアクリルのような樹脂製です。
そして下部にはバー式の足掛も見えていますね。


肘掛に注目。樹脂で構成されているのですが、側面は大きな意匠があります。
これのお陰でやや平凡な腰掛にインパクトを与えています。



次は新たに設定されたUシート車


Uシート車両は車両外観には大きく赤でUの文字が入っておりはっきりと明示しています。


まずはデッキ周りから。一般車に比べちょっとグレードダウン?すっきりな感じもしますが素気ないかも。


ゴミ箱もこのような位置に、形に。



Uシートとはっきりと明示され差別化された車内へと進みましょう。


客室とデッキを隔てる扉周りですが、大きく異なります。形状もさることながら木目調となり、
キハ261系や789系に同じような今の北海道の仕様となりました。


情報が満載。


一般車同様の照明。室内のより明るい内装によりさらに明るく見えます。


荷棚は一般車に同じですがその下に帽子掛が新設されています。


さすがは空港連絡列車も想定して、スーツケースなど大物の荷物を置いて置ける荷物スペースを用意。


さて全景です。2+2の内装色も落ち着いた車内。腰掛の程よい茶色具合が雰囲気に貢献してます。


腰掛です。背ズリの枕部耳が大きく開いてます。
ヒジ掛先端は金属製の板で覆われていてちょっと手を置くと冷たく、あまりいい感じはしません。
奥はロールカーテンを閉めてみました。白のカーテンは車内の雰囲気にマッチしていますね。


こちらは1人掛腰掛。身障者対応です。


背面の様子です。目に飛び込んでくるのはクリーム色をした大きな背面テーブル。
広くて使いやすいのでいいテーブルだと思います。
両端には帽子掛。それからきっぷを差し込んでおけるきっぷ入れもあります。
レザー製のそのきっぷ入れは縦にきっぷを差し込んでおけます。


これがテーブル。テーブル右下の説明書きを読んで下に目をやると・・・


樹脂製の枠の網袋の右隣りにはサービスコンセントが。この位置のコンセントは使いやすいですね。



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