JR九州 |
885系「車両編」
長崎駅にて 00-5-1撮影
エクステリア
美しい先頭車の曲線を側面から見るともっとよく感じられます。
丸みを帯びたフォルムに対して窓枠は鋭角に先頭まで切れこみが入り、
ただ丸いだけではなくシャープな印象を与えています。
それに配色。白に黄色。目にその鮮やかさが飛び込んできます。
客室窓枠下にはこれまたデザインされた号車ナンバー1が見えます。
これが一つのアクセントにもなっていますね。
転落防止幌は大型の連結タイプになっています。
驚くべきはこんなところまでロゴと号車番号が入っていること。
でもこれが白い車体に書かれていると車両の外観の魅力が低下するのでしょうね。
むしろこのような黒い幌にこそ書かれて映えているのかもしれません。
そして白い車体にはこちら。大きなエンブレムが取りつけられています。
ひとつのこの車両の言葉にもなっている、”ミレニアムエクスプレス”
を表す「since2000」も見えています。
運転台
最後に運転台です。九州の車両の特徴である見せる運転台が、
この「白いかもめ」でも見ることが出来ます。
仕切越しと光線で見づらいのが残念ですが、
中は客室とは一転黒の世界です。
しかしながら機器を収納する箱にも装飾が施されており、
業務スペースとしては無駄のように見えますが、
きっと客室から見られることと、客室を引き立てることを考えられているんでしょうね。
以外に視界はこうやってみると狭いですね。
でも運転席は飛行機なみの大きな背ズリのある高台のものです。
車両の運転台も座り心地と操作のし易さを考えるとここまで来たかという感じです。
他のかもめの世界にも足を踏み込んでみて下さい。