E217系

久里浜駅にて 01/01/13

まずは１階席を見て行きましょう。

こちらは平屋部分のグリーン席です。左右にリクライニングシートが並びます。
見て頂きたいのは奥の出入扉。グリーン席空間ということでそれに相応しく、
木目調のシートが施されています。（この反対の普通車は通常の扉）

それから妻壁部にはもちろん前に腰掛が無いため、隅用テーブルが取りつけられています。
中央に向って２つのテーブルが斜めに切れている意味はあるのでしょうか。

奥にまだグリーン席空間が続くこちらの出入扉は中央に窓枠が入っています。
このへんの造りが大変興味深いところです。腰掛についてはこの後で。

デッキに出ると壁にも手摺りもあり、細かいところまでさすがグリーン席空間としての配慮が。
ここを抜けてそのまま１階席へ入りましょう。

これまたずらりと並ぶリクライニングシート。平屋部分の腰掛と表地も含め全く同じ仕様です。
デッキのお陰で乗降者に紛らわされることもなく落ち着いてこの空間に着席できます。

今度は背後から。ピンクの腰掛表地と背面テーブルのコントラストを楽しんで下さい。

いよいよ腰掛です。２人掛中央にはビニールレザーで覆われた小降りの中ヒジ掛が。
簡易的な枕カバーにちょっと小さめに感じる背面テーブルを取り出してみました。
近郊型電車のグリーン車としてはこれくらいのレベルの腰掛で充分といったところでしょうか。

背面は背面テーブルの下に東の車両でよく見られるマガジンラックとそれを押さえるゴムバンド。
乗車時間としてはマガジンラックでもいいのでしょうが・・・・

照明を忘れるところでした。もちろん照明カバーはついています。
それから忘れられやすい存在の読書灯。利用価値はあるのかな？

次は2階席を見ましょう。