JR東日本

E231系「近郊型バージョン」


上野駅にて 02/04/06

高崎/宇都宮線では従来の車体カラーを引き継いでいます。
ユニット化された窓枠は最近の車両に共通して見られる形態です。



ここでは腰掛を見ていきます

ロングシート仕様車


まずは全景の様子です。ロングシート左右に濃い目の青を纏ったロングシートが展開、
これがアクセントの色となり、客室内の壁面は白かシルバーの素材色で構成されています。


ロングシートです。ロングシート仕様車では4人掛または3人掛をベースに構成しています。


腰掛仕切りを見ています。内側に着席する方のヒジスペースを確保するため外側に膨らんでいます。
仕切りそのもののサイズも大きく、出入口付近に立つ人が寄りかかっても着席者には干渉がないです。


こちらは優先席の様子です。東日本統一の表地を張っているほかは一般席と差異はありません。



セミクロスシート仕様車

上野方面の車両2両はセミクロスシート仕様となっています。


まずは全景から。扉間中央にクロスシート、その前後には2人掛ロングシートが展開しています。


クロスシート背面には隣のロングシート着席者のためのヒジスペースを確保するために、
きちんと背面が凹んだ形状となっています。また背ズリ通路側にはおおきな取手も。


クロスシート側から見ればこんな感じ。すぐ隣には2人掛ロングシートが見えていますね。


腰掛そのものは、ロングシート仕様車と変わらぬ2人掛ロングシートとなっています。


セミクロスシートですが、背ズリ枕部というよりはかなりの部分をレザーが巻かれており、
かなり硬さはあるものの、頻繁に腰掛と乗客が触れ合う部分でも耐久性を向上させています。
ヒジ掛は長さは乗降性も考え短く、正直肘掛としての役割は疑問ですが、
それでも混雑時には立席者と着席者との仕切りの役目も果たしているように思います。


ロングシート同様に座り心地がかなり硬めなところが長時間の着席では疑問ですが、
それでもレール方向に向かって着席できるのはやはり嬉しいところです。



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