JR西日本

キハ127系(姫新線)


姫路駅にて 2009/07/20撮影

とんぼをイメージした帯のカラーがなんとも穏やかな気持ちにしてくれます。


側面にはそのとんぼのイラストが。


姫路駅にて 2009/07/20撮影

最新のローカルワンマン輸送列車は完全に乗降ための開閉ボタンが付き、
身障者の方のために車椅子も全く問題ない乗降が可能な広さの扉となっています。


2ドアの車両は側面に窓がずらりと並んでいますね。


本竜野駅にて 2009/07/20撮影



まずは車内設備から


まずは運転台方向の全景。大型気動車車両の空間を最大限に活用した車内。
手前の整理券発行器とその台が目立つ中、中央の腰掛間の広い通路は
車両編成数量と通勤・通学時も考慮した乗降性の確保に役立っているものと思われます。


こちらがその整理券発行器。最近のJR西日本の標準タイプとなっております。
意外にこの台がステンレスの質感といい立派な造形をしていると思うのは私だけでしょうか。


2人掛転換式腰掛となります。仕様は223系と同じ仕様ですが、表地がワンレッド色。
またソデ体が白で塗装され私はこのコントラストはなかなかいいものだと思います。


座り心地はやや硬め。姫新線基本区間運用を考えると、
乗車時間から考えてもう少しふんわりとした感じでもいいのでは。


対面の1人掛腰掛。仕様は2人掛に同じです。
窓側は脚台はなく完全な片持ち式で腰掛を支えています。


気動車にはどうしても必要なダクト空間ですが逆にこのでっぱりを活用した好例だと思います。
一番下には消火器、それから上に順に懐中電灯、緊急停止装置など危機管理設備を集めました。


グレーと白で纏めた天井空調機器のあるラインデリアまわりはとてもすっきりと秀逸。
照明もカバーこそはありませんが、密に配され照度は申し分なしです。


出入扉になります。車椅子にも対応した大きな扉は乗降性はまったく問題なし。
過去の気動車で通勤・通学時にあれほど時間が掛かっていたのがうそのようです。
扉上部は最近標準的な装備となっている電子表示器はありませんでした。
後述の運賃表示器に集約したということでしょうか?。


今度は本竜野寄の運転台に近づいていきます。
右手にあるのはトイレ設備。大きな空間はもちろん車椅子対応。
客室側のトイレ設備壁面にあるトイレマークの照明が付けば入室中のサイン。


扉はもちろん車椅子に着座していても届く位置に自動開閉ボタン有り。


トイレ前の空間は車椅子のためのスペース。
縦型のヒーターも壁面に取り付けられ、握り棒も用意。


運転台により近づきます。ワンマン運転のためにも大きく取られた運転台との仕切。
この乗車のときはワンマン運転はされていなかったため運賃回収箱は運転台に収納されています。


電光運賃表示器。


広くないスペースながら機器が並び使いやすそうな運転台。


連結部妻部方向を見ています。両側は優先席、ワンマン前提の車両ながら貫通扉も用意。
妻窓は大変大きく、側面の窓とも相まってかなりの開放感を見せています。


扉上部にありました、電光表示式案内。停車駅などの案内を行います。


なお姫路寄りの車両はこのように腰掛は一般席扱いです。


戸袋窓はないものの、このように広がりを感じます。



キハ127系 姫新線 余部駅に滑りこみます。(3分31秒) ダウンロード[kiha127_yobe-st_arrival.avi(178,591KB)]




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