JR九州

JR九州 キハ140系「はやとの風」


吉松駅にて 04/06/18撮影

はやとの風として改造の上再デビューした真っ黒ボディ。


大隈横川駅にて 09/12/30撮影


吉松駅にて 04/06/18撮影

展望部分は上から下まで一面ガラスでスルーとなっています。


吉松駅にて 04/06/18撮影

黒のボディに中に見えるは木目の茶色。色の茶色対比がとても面白い。


「はやとの風」




←鹿児島中央  吉松→
   @□ + □A
 (指定)(自由)

まずは全体の風景から。


とくにかくは全体の雰囲気が木の質感が感じられる車内ですね。


仕切りや柱など目がよく行く部分に木を多用しております。


天井を見上げればフラットな天井にぽつりと空調機器のみ。シェード風な丸みを帯びた照明カバーのスポット照明。
数は沢山あるのでもちろん明るさが足りないとかはなく、いい雰囲気を光から造りだしています。


側面窓は種車の構造そのままでサッシュのみ取り替えられているようですね。



キハ147 1045を見ていきます。

04/06/18撮影


こちらはトイレが無い分客室内もより広がりを感じることができます。
車両中央の展望スペースを挟んでレール方向両側に腰掛が並びます。


車両中央にあるのがこの展望寛ぎスペース。
天井にまで届く窓が上から下まで眺望をさらに良いものとしていますね。
この画像撮影時は年末であったためしめ縄がディスプレイされていました。


ベンチ式の腰掛は窓側を斜めに向け、風光明媚な風景を存分に楽しむことが出来ます。


木製のベンチは長時間はちょっと座るには痛いけどれ、寛ぎに座るのにはもってこい。


今度は運転台方向車端部の様子です。手前には出入扉、奥にはちょっとした着座スペースがあります。


出入扉横の腰掛仕切の前は木製のベンチとなっており、ここは自由に座ることができます。


奥の着座スペースです。 ちょうど着座する部分に木製のRの曲線の横板が続いて壁に取り付けられています。


09年撮影時には薄いですが特製のクッションが座面上に置かれていました。


ゴミ入れは竹製の入れ物が用意されていました。無機質な感じがしなくていいですね。


ちなみに九州新幹線同様日除けは御簾のような雰囲気となっています。


腰掛はフリーストップリクライニング腰掛を採用。
木のぬくもりの中の車両の雰囲気の中に溶け込んだ仕様です。


腰掛は基本構造、脚台はかもめに採用されているものと同じですが、
違いは革ではなく表地を採用していること。それから背ズリは漆喰色の木を採用していること。
中央のヒジ掛中にはインアームテーブルが収納されており、これを広げると小ぶりの木製テーブルがあります。


背面から見るとその感じは一層わかりますね。でもなかなかスタイリッシュではないでしょうか。


背ズリ上部には左手に帽子掛けもあり、中央下部には意匠の孔も。
さらに下の方には収納はいまいちでマガジンラック的な役割のポケットも用意されています。



キハ47 8092を見ていきます。

09/12/30撮影


まずは運転台方向を見ています。2006年に改造されたこの車両はやや他の車両に比べて木目が明るい車内。
運転台との壁面も明るめの木目が車内を暖かく包み込んでくれています。
車端部となるこの運転台横のスペースにはボックス席が両側に用意されていました。
なお腰掛はこちらではリクラインニングしません。



荷物棚も他の車両に比べて変化が起きております。
従来は線材の網で作られた荷物棚がこちらでは木目調の優等列車にも見られるタイプへ。


車両中央にある展望席は床の板目が市松模様でした。
テーブル


出入扉も車内空間にあわせてか白の塗色へと変わりました。
このためより車内空間に明るさを提供しております。


扉横にあるのがこの仕切り板。縦スリットが入りました。


吉松方向運転時に必要な隅用テーブル。もちろん木製です。

 

車両妻部方向を今度はご覧頂きます。
指定席車両となるこの車両ではこの空間は完全に腰掛は取り払い、
ベンチ的な寛ぎのシートと車内販売スペースを設けたような感じになっています。


左手に見えていたのがこの木製ベンチ。背ズリ部分は丸みを帯びて柔和な印象。


トイレの様子です。入り口は丸見えとならないように暖簾で掛かり配慮が見られます。


暖簾の通り身障者対応トイレです。


トイレ前にあるのが柵越しに見えるこちらの箪笥のような入れ物。


車内での記念撮影用のプレートや帽子などが見えています。
下に見えている保冷ボックスには車内販売用の飲み物が入っています。



予備車キハ140 2066を見ていきます。

04/06/18撮影


2066車内にはトイレが設定されています。右手で手前に膨らんだ壁がそれです。


トイレ前の壁も含めてすべてに隅用テーブルが用意されています。


トイレに近づいてみましょう。トイレ入口には車内が揺れた際に掴める握り棒が沢山見られます。


こちらは上記トイレとは逆方向の運転台方向です。
こちらも壁面は一面の木目調となっております。
客室との窓は運転台の後ろの小窓のみ。右手は額が装飾として掲げられていました。


近づいてみると左下にうまく消火器が収納されていました。


トイレ横にある業務用スペース。ここで車内販売の準備やグッズの販売などを行います。


でも装飾の手を抜いているわけではありません。ちゃんとここにも涼やかな絵の額が。




吉松駅にて 04/06/18撮影

いさぶろうと並ぶ。



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