JR北海道

キハ261系「スーパー宗谷」




札幌駅にて 02/09/07

外観こそJR北海道シリーズですが、中は見所有りです。


先頭車は側面までライトな青が巻き込まれています。
コントラストとして黄色、黄緑が華を添えています。
そしてキハ283系同様側面はユニット的な窓。レール方向に斜めな車体。


豊富駅にて 05/06/11




まずは普通車デッキから


まずはデッキ。まわりは全て白の壁面なのですが、出入扉だけは外観と同じ青色。
多くの箇所に言えることなのですが、このキハ261系は派手でないが、品の良い色彩感覚を誇ります。


扉横の握り棒です。握り棒だけでなく全体のインテリアには曲線が感じられます。


出入扉横にあるゴミ箱です。


左手には男女兼用トイレなど、必要な設備が集められた空間。


こちらはトイレへの入り口。


ちょっと特徴的なのは洗面台は部屋となるよう扉が付いてます。


それはこんな理由。赤ちゃんを連れたお母さんのために授乳ベットが合わせて設けられているためです。
もちろん清潔感に溢れる洗面台もあり、女性に強い味方ですよね。


各デッキを彩る写真達。



普通車客室です


まずは全景です。この全景は腰掛表地の色に青色が採用された車内となります。
号車毎に表地の色も異なり、青、赤、緑と有ります。 腰掛のほかは壁面のオフホワイトを基調に妻壁は木目調。
また床中央通路の菱形模様がさり気なく雰囲気を盛り上げます。


天井には外観色よりやや濃い目の青、というより群青色が見られます。
両側には直接照明ながらスリットの入った照明機器で光を拡散し、明るい車内を保ちます。


妻部は木目の壁で上部は真っ黒な色調。はっきりとした色使い。


デッキへと続く出入扉上部にあるLED式電光表示器。


妻壁にはこんなものもありました。隅用テーブルですが半円型をした珍しい形。


側面の窓はユニット化された2枚続きの窓。
決して大きなものではありませんが、このへんは割り切ったのかもしれません。


普通車腰掛は、大きなバケット形状もなく飾りの引き込みもない簡素なもの。
座り心地が悪いというわけではありませんが、特に体に合った形状というわけでもなく可の程度でしょう。
側ヒジ掛はよく見られるコの字の形をしています。この腰掛は喫煙席であるためヒジ先端には灰皿もありますね。
リクライニングはもちろんフリーストップ。中ヒジ掛はあるのですが、やや短くて次第点か。


背面は大きなグレー色の背面テーブルが付き、大きさゆえ使い勝手も上々。
その下はやや小ぶりのアミ袋。他特徴的な機能は見られません。



次はグリーン車へと進みます。