JR西日本

キハ47系7000番台「瀬戸内マリンビュー」


広島駅にて 11/12/30

広島から三原まで往復海沿いを走る瀬戸内マリンビュー。
その名前の通り外観は海のイメージでいっぱいです。
顔に飾られているのは救命用浮き輪とオールでしょうか?


側面は海を連想させる青の塗色で彩られており、
また一部の窓は船舶に見られる丸窓が見られます。


広島←呉→三原。


竹原駅にて 11/12/30



まずは指定席車両からご覧頂きます。


気動車ゆえの段差はやむえないものの、改造時に段差が埋められたようですね。


出入扉の様子です。扉もすべて茶色に塗ったせいか暗めに見えるため、 手前の床には警戒黄色で一面に注意。扉上部にあるのは呉線の路線図。


山側出入口横にはわりと大きいシェルフが用意されていました。何に使う?


まずは車内全景です。左手が眺望のよい海側で固定腰掛が用意されています。
右手山側は固定腰掛でもソファー的な腰掛が設置。


天井はご覧の通り改造前からの空調機器も残っていますが、
照明が船舶的なマリンランプに変えられ、扇風機も味がある感じ。


ファンもありますよ。


運転台のほうに近づいていきますが、どうやら運転台横は 腰掛スペースではなくフリースペースのようです。


海側このように基本向い合せクロスシート。真ん中にどかんと折り畳み式テーブルも。
でも4人掛のグループで来ることは少ないと思うからこれはちょっと失敗だと思いますが。
短時間ならいいのですが、路線超のある呉線で見知らぬ方とずっと向い合せは・・・


奥の席の方が出入りするにはちょっと狭いので折り畳み式だといいのかもしれません。


ソファー的に見えていますが実はフレームはそのままの直角背ズリ。


山側にあるソファー席は出入扉が1箇所しかないこともあり、非常にゆったりと確保されています。
背ズリの低いソファーがテーブルを囲んで等間隔で配されています。
座り心地としてはクッションが柔らかいのでいいような気分にもなりますが、長時間には向きません。


テーブルはクロスシート席の折り畳みテーブルに比べて折り畳み分がない普通の固定テーブルです。



運転台へと続く業務員用腰掛が中央に見えています。
扉は茶色に塗られてはいますが仕様はそのままのようですね。


扉上部に「SETOUCHI MARINE VIEW」の文字が。


扉右手のスペースは取り外せない機器をそのままテーブル風とし、
壁横には沿線の各市町村の観光案内パンフ、船舶的な丸窓を設けました。


舵ですね。


今度は逆左手の壁の様子です。(つまり海側ですね)こちらにも丸窓とそれから・・・


羅針盤に


海図。航海気分満点ですね。


こちらは連結部の様子。こちらも木目調のダークブラウンの壁面。


壁面に飾られるのは救命用浮き輪にオール。マリン気分を高めてくれます。


welcomeボードがお出迎え。


連結部方向にも山側にはソファー席が用意されています。コーナー部を除いて6人掛です。


一段低いこのテーブルは下にあるゴミ箱は別にしてどんな意味が?
他のテーブルに比べて一段低い高さのテーブルということは、車販用テーブルかな?


いわゆる昔の喫茶店のカウンター用スツール。でもマリン的にはこれでいいのかな。


仕切り向こう出入扉側にはカウンター席が4つ用意されていました。
テーブル上に置かれているのは観光パンフと記念スタンプでした。

次は自由席車両をご覧頂きます。


車内全景です。こちらは元のキハ47系そのままの腰掛配置が基本となっています。


車両中央部はクロスシート。フレームこそ茶色に塗られていますが仕様は種車のまま。


運転台方向を見ています。こちらも業務員用扉は茶色、手前は仕切りで仕切られています。


対してこちらは連結部方向を見ています。右手はトイレで固定、左手にはこちらの車両にもベンチを設けました。
それにしても右手トイレ前のロングシートはそのままで、ちょっと違和感を感じるのですが・・・


壁面に対して細長いテーブルを備えました。



瀬戸内マリンビュー車内からの眺め。(4分15秒)on youtube



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