JR九州

キハ47系「指宿のたまて箱」

指宿 ← □+□ → 鹿児島中央
     1 2   号車   


鹿児島中央駅にて 11/09/14

白と黒で顔が2色で塗られた衝撃的な塗色。


指宿駅にて 11/09/14

車両そのものは更新されてはいないのでそのままですが、
白の塗装色は青空に映えて車両がとても綺麗に見えます。


流れる帯。


流れる帯。



玉手箱なので紐で結ばれて。


玉手箱のお出まし。


2号車も引き続き紐が躍る。


なお反対側は黒一色になります。


指宿駅にて 11/09/14




まずは全景から。1号車では耐久性のある高級木材チークを使った車内は一面木目が目に飛び込みます。


2号車にもある海側に向けて並んだ1人掛腰掛。
斜めに向けてシートポジションを取ることもできます。
ヒジ掛は木で若干滑りはあるのですが、面積が広いためゆったりとヒジを掛けることができます。
できればもうちょっとリクライニングすればいいんだけどなぁ〜


背面が木材というのはこの車両の腰掛の共通コード。


LED照明がこの車内を照らし出します。


壁面にも照明はありますがこちらは装飾的な意味合いもあるものです。


出入扉です。白一色に塗られたこのデザインセンスはもう九州ではお馴染み。
ガラス面にはIBUTAMA


車両としてはキハ47系であるため、どうしてもステップ位置が高いままです。


出入口前にあるのがこの取手。つり革はないのでこれを握って。


竹籠のゴミ箱が出入口を固めます。


出入口とは天井まで伸びるスタンジョンポールが柱となって、
透明の仕切が緩やかに客室空間とを分けています。
忘れずに仕切にはIBUTAMAの文字が。


山側側面を天井いっぱいまで占めるのがこの本棚のあるソファーコーナー。
ステンドグラス調のたまて箱がおもちゃ箱をひっくり返したように楽しげです。


簾のような日除けにほどよい陽を浴びて読書などいかがでしょうか。


鉄道車両としては思い切った配色のように思います。
座り心地は本当にソファーだと思います。


1号車車端部を見ています。こちらは左右にクロスシートが用意された座席配置となっています。
なお右壁面に見えているのは額縁に飾られた絵です。
業務用扉上部にあるのは停車駅案内です。でも途中駅は喜入だけですけどね。(笑)


でこちらがクロスシート空間です。真ん中にテーブルがありグループ客に使って頂きたい空間です。


この腰掛はリクライニングはしません。


反対の連結車端部に向かいます。
あるのは車内販売空間やスタンプ置き場などなどが用意されています。


対面にあるのはトイレと車椅子用スペースです。
スペース上部にもちょっとしたギャラリーが用意されています。


隣の車両へと行く扉上部には暖簾がありました。




2号車車端部にはクロスシートではなく、ソファーと子供用の設備が備えられていました。


ちょっとしたベビーサークルがあります。
ここで寝かせるのは無理ですが遊ばせるのであれば最適です。


1・2・3


子供の特等席といったところでしょうか。


ゆったりと寛げるソファーですが、敢えて鉄道車両内ということで3人掛に区切った?


こちら2号車では車端部壁面にはIBUTAMAのシンボルマークが金色に輝いています。


2人掛腰掛は885系でみられる腰掛に基本は同じで、背面だけが木材といった感じ。



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