JR東海

キハ58+28 国鉄メーク


多気駅にて 99/08/21




最近はあまり見られなくなってきている基本の青のモケットに、
固定クロスシートが並びます。
天井のわりと離れた等間隔の蛍光灯が懐かしいです。




シルバーそのままの色がデッキを鈍く照らしています。
左手には乗務員室も見られましたが錠がかかっておりました。
いまでこそこうやってローカル運用で使用されていますが、
以前は優等列車で使用されていただけあって、客室とデッキが明確に仕切られています。
出来ることならこの雰囲気、ほんと残ってくれればいいんですけどね・・・・・。


やはりこの固定クロスシートです。
直角に立った背ズリ、箱型の座ブトン、そして青のモケット。
背ズリのビニールレザーの白が印象深いです。
長時間の乗車はお世辞にもいいとは言えませんが、味があるクロスです。
車体取り付けのテーブル下灰皿は撤去されていました。


こちらは車端部2人掛腰掛です。
2人掛であること以外には特別4人掛とは差異はありませんが、
もともとシートピッチが少ないことから、多少前の背ズリが圧迫感があります。

ほんの前はこういった車両、客室で日本中を走っていました。
いまでこそローカル列車もかなりのレベルの高い客室となってはおりますが、
こういった時期を経て進化してきているのですね。



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