JR東日本

JR東日本 キハE120系(米坂線他)


米沢駅にて 12/06/23

ローカル線向2扉の新型気動車。
窓枠下の赤帯と黄色がとても鮮やかで、窓枠の黒に映えていい感じです。


出入扉は全面が黄色でとてもよく目立ちます。


側面にあるシンボルマークは沿線の可愛い動物「オコジョ」。



他E系列と同じ顔をしていますね。キハ110とも併結可能です。



それでは車内へと入っていきましょう


2両1編成で構成、こちらは坂町寄りの車両です。
2扉車であるため途中に扉はなく窓が連続するため縦方法に長く感じますね。
左手に1人掛、右手に2人掛を基本に固定クロスシートを配しています。


フラットな天井の左右に空調口が見えています。
また光で反射することは無いだろう黒色の吊革。


先ほどの全景の位置から数歩さらに運転台寄りに後退すると、
左手に天井まで伸びる大きな突起物があります。


気動車ならではの空間ですね。


出入扉とのデッドスペースを活かしてここにゴミ箱が設置されています。
簡単な分別収納となっています。ゴミ箱があるとないとで車内美化も違ってきますね。


出入扉近くにあるのがこの5人掛腰掛。
ワンマン運転なので結構お年寄りの場合は降りる駅近くになると
運転台近くの腰掛に座って降りるまで待っていることをよく見かけますが、
そういった場合はクロスシートよりもロングシートのほうがいいですよね。


出入扉周りです。扉そのものを徹底的に警戒色で塗り倒してしまいました。
気動車ゆえどうしても段差ができるのですが、極力段差は小さく。
また滑り止め防止加工も床面に施されていました。


出入扉横にある車内用開閉ボタンです。
すっかりJR東日本では標準となった大きなボタンはその存在を認識しやすい。


ところで外の出入扉横にある開閉ボタンはこちら。
上部にあるLED式電光表示以外はなにもなく迷うこともありません。



壁面の窓の様子です。固定ユニット、日除け無しの設定です。
1枚は大きな1枚窓でいずれにせよ大きな採光は抜群の明るさ。



車両中央にある固定クロスシートの様子です。
壁面に台はあるものの固定されている他は片持ちで通路側は脚台は省略されています。
まぁ座り心地は硬くてしょうがないのですが・・・
それでもクロスシートが用意されているのはよしとしましょう。


通路側ヒジ掛がやや短いのが難ですが大きな取手もあり、
立席者に対しては優しいのではないかと思います。


出入口に近いクロスシート背面は樹脂製カバーで覆われ、
さらにロングシート着座の人が立ち上がり易く握り棒もあります。


優先席の区画もあります。


隅用クロスシートです。そのまま壁面に貼っていますね・・・。


それでは運転台に近づいてみます。
とにかく乗務員用扉の窓枠が大きく透明のお陰でとても解放感に溢れていますね。


ワンマン運転ですので運賃回収箱が用意されています。


頭上には運賃表示器とLED式電表示案内器。
投入線区が限られているためか、多めなためか色分けされているところが新しい。
米坂線は下のほうの紫色で書かれた駅達がそうです。


業務員用扉横にあるのがワンマン用整理券発行器です。


運転台の中の様子です。


さて対してこちらが米沢寄りで、一番大きな特徴はトイレの配置ですね。


配置されたトイレは大きな曲線を描いた、車椅子対応の大きな空間。
扉は緑の蛍光色で車内でもひときわ目立つ存在です。


トイレ入口の開閉ボタンです。意外やここはフラットなボタン形状をしています。


扉続きはフラットな壁面が少しあるのですがここは広告枠に立席者のための握り棒。


トイレ対面は車椅子スペース。寒さ対策にヒーターも用意されています。


車椅子マークが貼られたこの箱の中身は「非常通報器」なので間違えないように。
これ紛らわしくないですか?


さらにロングシートを置いた優先席スペースが仕切り向こう隣に用意してあります。


その2人掛ロングシートです。表地はJR東日本標準優先席。


でまた運転台となります。



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JR東日本 キハE120系 越後金丸駅出発 (44秒)
ダウンロード[kihae120_echigokanamaru-st_start.mp4](34,497KB)

JR東日本 キハE120系 越後片貝駅出発 (1分16秒)
ダウンロード[kihae120_echigokatakai-st_start.mp4](58,337KB)




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