JR九州

485系「にちりん」


宮崎空港駅にて折り返し待ち 99/12/27撮影

レッドの車体が冬の日差しを浴びて一層輝いています。



グリーン席


まずは全景から。
運転台裏の内壁の白に扉の茶色の縁取りが印象的です。
腰掛は2×1の配列でゆったりとならんでいます。
腰掛が緑のモケット地を使っているため、非常に落ち着いた感じに見えます。


では腰掛を見ていきましょう。
より腰掛に近づいてみると緑の表地には茶色などの模様が入っていました。
背面には大型の背ズリに反して小さめの網袋が取りつけられています。
そのためあまり網袋の中には雑誌程度のものしか収納できません。
足掛は2段階の展開となっており、今は収納状態です。少々位置が高いかな。


今度は正面からですが、もともとこの腰掛背ズリが高さが低いのに気づきます。
国鉄時代のものは今の主流の車両よりも背ズリが低く、
日本人の体格の変化やグリーン席の設計思想が変わっているのが判ります。

また肘掛は中にインアームテーブルが収納されており、
それを蓋するためか非常に高い肘当てとなっております。
こうやってみても異様に高いでしょ?少々位置が高いため肘掛けると疲れます。


妻壁にある1人掛の方の隅用足掛です。
そのもの自体は普通の腰掛に取りついている足掛と同等のものですが、
ここはヒーターの上に設定されているために目立ちますね。(^0^)



普通席


まずは全景から。
2×2の配列で普通席腰掛が並んでいます。
ちなみに奥に見えるは先ほどの半室グリーンです。


今度は正面から。
グリーン席とは違い黒のモケット地を腰掛に仕様しているため、
グリーン席よりもさらに落ち着いて見えます。
ただ照明器具が古びてきているために室内が暗めに見えるのは残念です。


上の正面からの画像との違いに気づきますでしょうか。


そうです。この懐かしい肘掛、背面収納テーブル。まだ残っておりました。
背ズリのやや中央下部には灰皿も取りつけられております。
テーブルはテーブル背面の取手を軽く引き出すとご覧の通りテーブルが出てきます。
肘掛もいいですね。金属製ではありますが、ちゃんと肘当て部は詰物がついていて、
その上から肘当てカバーが被せられています。
少々シートピッチが狭いのが難ですが、まだ現役で頑張って欲しいですが・・・



JR九州485系「にちりん」宮崎空港駅出発後案内(1分45秒) ダウンロード[miyazakiairport-start.ra(204KB)



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