JR東日本

200系 普通席


K編成車内にて 01/02/12



F/K編成 普通席


まだまだ残っているこの背ズリの低い一部固定の腰掛。ずらりと展開しています。


まずは3人掛。固定式であるこの3人掛には通路側だけに取手が取りつけられています。


背面はこんな感じ。収納式の小さなテーブルは欠かせません。
背ズリ下部は金属の板で覆われており、そこに切り欠いたように造られたアミ袋は、
ちょっと物が入れにくくなってしまっています。


2人掛は前倒しで腰掛は回転するようになっています。
3人掛もそうですが、リクライニング角度やシートピッチなど時代に遅れた感のある腰掛であるものの、
その当時の粋を集め今の新幹線の腰掛の基本となったものだけに造りはきちんとなっており、
現代の使用にも充分耐えられるものになっています。

H編成 普通席


こちらは2人掛、3人掛とも回転可能な腰掛でリクライニングも自由に調整できます。
グレーに近い茶系統のモケット地が地味ながらしっとりと迎え入れてくれます。


腰掛そのもののはそれほどバケット形状もおとなしく、座り心地もそこそこのものです。
特徴といえばやはり大きな肘掛でしょうか。


ヒジ掛下部はぐるりとフレームによって受けており、
その上に別のフレームに張られた表地がアクセントになっています。


こちらは背面です。背面テーブル、アミ袋とも標準的な仕様ですね。
右手の腰掛は身障者対応となっており、肘掛のフタを空けるとベルト装置が入っています。



次はグリーン車の腰掛を見ていきます。