JR東日本

E3系 「普通車」

自由席の様子です


自由席はブルーに斜めのラインが入ったものです。
在来線腰掛の表地にも似ており、少々廉価な印象を受けてしまいます。
ただ客室内の雰囲気とのコントラストは合っています。


指定席と違う特徴として取手があります。自由席ということで立席者への配慮です。



指定席の様子です


今度は一転して茶色とグレーを基調とした暗めの色彩の指定席です。
表地柄的には同じですが、指定席の方がより落ち着いて見えますね。
枕カバーと背面テーブルの白系統の色が引き立ちます。
自由席車もそうですが、天井部の網棚と天井をつなぐ樹脂製のフレームが、
在来線規格に合わせた車両の狭さを逆に感じさせなくさせているのが不思議です。
照明もそれに合わせて2段階に上部に向って照らし出されています。
この照明効果もあるのかもしれません。


車端部は当然前に腰掛が無いため、方向によってテーブルが無い状況を考慮し、
妻壁に据え置きのテーブルが取りつけられています。


こちらは身障者用1人掛腰掛です。シートベルト装置付きです。


そして2人掛腰掛。指定席であることから取手は取りつけられておりません。
ビニールレザーが肘当上部には張られており、樹脂とは違い冷たく感じさせません。


背面には背面テーブル。雑誌を受け止める茶色のバンドと下にマガジンラック。
そして見づらいですが肘掛後部には、通常の足踏みペダルではなく、
回転レバーがあり、これを上に引き上げることで腰掛の回転可能な状態となります。



次は特別車の腰掛を見ていきます。