地方民鉄

富山地方鉄道 16000系


宇奈月温泉駅 01/10/14


上市駅 08/04/29

独特の力強い顔はいつ見ても飽きがきません。




さて、デッキから入っていきましょう。


こちらのデッキでは入ってすぐ左手にくず入れ。
それ以外は空間があるのみですが、出入扉に注目。
折り戸であるため鎖がついていますね。


現在(08年)では扉上部に路線図が掲げられていました。


ちょっと低い位置にあるくず入れ。やや入れづらいかな。


先頭車ではデッキすぐに乗務員用の扉もあります。


逆に客室から見たデッキの様子です。
デッキとはオレンジの透明な扉で仕切られております。
なかなか衝撃的な色使いですね。


08年現在ではワンマン運転対応としてデッキは省略されてしまいましたので、
いきなり目の前はこんな風景が広がることとなっています。


今度は中間車のデッキの様子です。奥の左右に出入扉があります。
そして手前に見えている吊り革はというと、


こんな風になっているのです。一面の窓に下部には暖房機器のカバー。
そしてその空間を利用するように吊り革が取りつけられています。


なんと反対側には自動販売機が置かれていました。
でも豊富な観光地を結ぶ地鉄では嬉しい設置ですね。


奥の出入扉付近の様子です。こちらは空間があるだけに広いですね。


客室内に入るとそこは明るい感じを受けました。
床面の赤を基調とした色彩、そして腰掛表地の青、
そしてまわりはそれを邪魔にならないような落ち着いたもの。
またとても大きく窓が取られているため開放感に溢れております。


天井はまず左右に空調機器、そして中央に大きな間接照明。
この当たりの設備に優等車両としての格を感じさせます。


08年現在の客室全景、運転台方向を見ています。
基本ほとんどは変化点が内容に見えますが、
デッキと客室との仕切妻壁が省略されてしまいました。


妻壁上部には路線図が。地方鉄道ながら豊富な路線を持つ
地鉄ならではといったところでしょうか。


その下の方には妻壁用の隅用テーブルが取りつけられております。


さて腰掛ですが中ヒジ掛はないものの、背ズリには引き込みも入り、
フリーストップリクライニングも効いて快適に過ごせるものです。
背ズリ上部には白い枕カバーもついています。


ヒジ掛ですがとても直線的なデザイン。しっかりとした印象です。


窓側にはこのようなテーブルがついております。
ちょっと嬉しい配慮ですよね。


現在(08年)では天板は白に張替えられていました。


運転台の様子です。


運転台前の頭上には液晶案内表示モニタが掲げられていました。




新黒部駅にて 2016/10/10撮影


宇奈月温泉駅にて 2016/10/10撮影






1号車。


1号車指定席の全景です。
運転台寄りの区画にはグループ向のボックス席があります。


天井の様子。照明は以前のものをそのまま使用しているようですね。


中央は以前のままの腰掛がリニューアルされて並んでおります。
区画によって色違いのモケット、優しい色合いです。



腰掛を回転させて向かい合わせました。
腰掛フレームそのものはそのままに
特に側ヒジ掛ヒジ当を木製にしたことだけでも印象が変わりますね。



背面はご覧のようにすべてがリニューアルされて網袋まで新鮮です。


窓と窓の間にも以前の帽子掛けとともに装飾。


その下テーブルは以前のテーブルをそのまま活用。
そしてまさかの木製天板を上に乗せただけ。笑


でももしかしたらこのセンヌキを残したかったのかも。


運転台方向に近づきます。ボックス区画との間にはパイプによる仕切。


空間が出ていますね。


さらにボックス区画とは透明の仕切で仕切られていました。


運転台はこちらになります。
以前に比べてさらに左右の壁が切りかけられ、
乗降がしやすくなりました。
中央にはやや黄色に近いクリーム色の運賃回収箱
それからワンマン運転時に必要な小ぶりの整理券発行器。



運賃表示器。これは以前のまま。


運賃回収箱。ICを導入しています。


妻部出入口方向へ。

ボックス区画の腰掛。



1号車にある出入口横のトイレ。
右手がトイレ、左手はフリースペース。


真っ白な壁で右手一区画に設けられています。


トイレは引き戸で以前のままです。


モザイク模様の絵はこのデザインお馴染み。


対面のフリースペース。窓が広いので気持ちいい空間。
ちょっと座ることのできるベンチが設けられました。

2号車。


2号車指定席の全景です。
本棚やソファー、窓側に向いて展望席が並びます。


展望席は長ーいテーブルが腰掛毎に湾曲がつけられ着座しやすく。


1席づつ腰掛が用意されています。


この1人掛腰掛、このように回転させることができます。


窓側を向いた2人用テーブル席。


テーブルにあるこじゃれた照明。


木で縁取られた窓枠。



妻部にはカウンターがあり飲み物やグッズなどを購入することが出来ます。




カウンターテーブルにはポット、グッズなどが所狭しと並んでいます。


カウンター向こう妻部との間にはこんな収納箱に囲まれた空間があります。



頭上は展示スペース。


カウンターの順番待ちに座るのにちょうどいいベンチ。



2+2のグループ席。木製のテーブルと椅子になります。


窓に向けて設けられた読書スペース。


本棚から本を取り出し窓の優しい光で読書もいいですね。


そばにはふんわり座り心地なソファー。


妻部の様子。貫通口上部には路線図と暖簾がいい雰囲気を出しています。
でもワンマン運転もあるので右手の運賃表示があります。


妻部にあるボックス区画。こちらは群青色モケット。
テーブルも拡げてみました。


反対側のよもぎ色モケット。


妻部にこちらは青暖簾。


こんなとこにも本棚。

3号車。


3号車指定席の全景です。



妻部、出入扉との間のちょっとした空間に設けられた子供要椅子。



対面は観光パンプを置く台とその上は展示スペース。


乗降口は以前の通り優等列車ならではの細さ。


乗降口にさりげなく彩り。


運転台寄りにはこちら3号車にもボックス区画があります。


朱色に近いモケットのボックス席。
天板も拡げてみました。






富山地方鉄道 アルペンエクスプレス黒部駅に到着 2016/10/10撮影 ダウンロード

富山地方鉄道 アルペンエクスプレス立山駅を出発 2016/10/10撮影 ダウンロード

富山地方鉄道 アルペンエクスプレス 立山駅を出て高さ28Mの鉄橋を楽しみます 2016/10/10撮影 ダウンロード



☆沿線の風景☆  富山地方鉄道 岩峅寺駅

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