大井川鉄道 |
大井川鉄道 3000系
99/05/23 千頭駅にて
元京阪電鉄3000系車両。川崎重工業製。
「テレビカー」として有名な京阪特急ですが、車内もそのままに大井川に平成7年入線しました。
テレビは残念ながらありませんが、車内は転換腰掛もそのままに大井川を走行しています。
車内全体から眺めてみます。
茶色系統のストライプ地のモケットの転換腰掛がずらっと並んでいます。
さすが元特急車だけあって車内の雰囲気はなかなかのものです。
運転台に近づいてみます。
ワンマン運転のため、運転台扉は開放され、
裏にはカバーがかかっているものの、運賃回収箱が設置されています。
運賃箱のために車体右はロングシートに変更されています。
整理券発行機は特別にこしらえられた台の上に設置されています。
少々高い位置になるでしょうか。
これぞ大鉄。車端部には自動販売機が設置されています。
運転台裏のロングシートです。運賃箱のため一部はデットスペースとなっていますね。
腰掛、モケット地は流用品と思われます。
転換腰掛はシートピッチが狭いものの、さすがは元特急車。
側ヒジ当はモケット張りなど格調が高いものとなっています。
ただ、京阪時代からそのままのためクッション性がだいぶ失われているのは
少々残念なところでしょうか。
車端転換腰掛は優先席となっており、カバー色が異なります。
出入口付近は補助腰掛も設定されています。
補助程度のものですが、シーズンは混み合うだけに必要な際には嬉しいですね。
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