大井川鉄道

大井川鉄道 312系


99/05/23 千頭駅にて

元西武鉄道351系。
昭和50年代に大井川に入線し活躍しましたが、
近年16000系や3000系の入線で冷房の無い同車は、
末期では補完的な運用を行っておりました。




車内全体から眺めてみます。
床の木の強い色に赤のモケットを巻いた転換腰掛が特徴的です。


上を見上げると、これまた扇風機がいくつも並んでいます。
昭和29年に製作後、何度か手は加えられていると思われるものの、
床と相俟ってこの車両の長い活躍振りが伺えますね。


車端部はご覧の通り両側ロングシートとなっています。
座り心地については、車齢からあまり評価すべきではないと思いますが、
目を惹くのが奥妻壁のモケット地。腰掛と同じモケットが、妻壁にも張られています。
当時からこんなに細かく配慮されていたのでしょう。


出入口すぐ横のロング?シートです。
両側の丸パイプの仕切も特徴ありますが、これが実際に座ってみると
1.5人掛といった感じなんですよね。
ある意味この腰掛を独占した場合には贅沢なものといえるでしょう。(^ ^ ;



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