大井川鉄道

大井川鉄道 6010系「しらさぎ」


00/04/8 笹間渡第一鉄橋付近にて

昭和46年に北陸鉄道より大井川鉄道に入線。
「しらさぎ」の愛称はそのままに現在も大鉄で活躍、
車体は、アルミ車体で表面処理にもより美しく輝いています。




2両編成の後部車両中央から撮影しています。
手前車端部はロングシート、妻壁、奥には転換腰掛が見えています。
床の淡いブルーに茶色のモケット地の腰掛がなんとも対照的です。
面白いのは連結部。大きく切り取られたその形は
デザインを感じられずにはいられません。


もっと前に進んで運転台まで近づいてみます。
左右にはロングシート、中央には運賃箱が見えています。
上を見ると運賃表も見えていますね。


運転台には折り畳み式の運転席が取りつけられていました。
案外思ったよりは広めな空間となっています。
車内とは異なりここではエメラルドグリーンによって、
フレーム類が彩られています。


照明は車体中央に2列直線にならんでいます。
車齢を考慮すればとても照明にも気遣いが感じられる良さを感じます。



まずは車内設備から


なんといっても「しらさぎ」の特徴を端的に表している一つがこれ。
外観からも良くわかりますが、中からこうやってみると、
ほんと下まで見えております。(^0^) デザインも独特ですね。


網棚はやや上向きに向いた珍しいものではないですが、
車両全体の画像を見てわかるように、
決してトータルのデザインの邪魔にはなっていません。
柱に見える白い箱は造花を生けるための花瓶です。


もちろん非冷房です。これは欠かせません。


車端部は幌への仕切、転落防止の為に板が両側から張ってあります。
しかしなんでこんなにこの板高さが低いのだろ?
デザイン重視なのかな?



次は腰掛


ロングシートですが、出入口側にある仕切パイプは緩やかな曲線を描いています。


転換腰掛は車両中央に配列されています。
経年を考えるとしょうがないでしょう、座ブトンはかなりのへたり具合です。(^ ^ ;
しかしながら、もともとの座り心地はふんわりとした感覚のものでした。
大きめに取られた窓枠にあわせ腰掛が取りつけられているため、
非常に眺望はいいものとなっております。


肘掛がこれまた特徴的。なんともいえない形をしております。
下のヒジフレーム部分はまわりは金属製であり、中央には装飾も施されています。


出入台には特別、仕切板が設定されていないため、
転換時の背ズリ裏は見えてしまいます。



釣りかけ音一杯に新金谷駅を発車。(1分55秒) ダウンロード[6010-shinkanaya-start.ra(215KB)

隣駅まではすぐでした。日切駅発車。(1分57秒) ダウンロード[6010-higiri-start.ra(217KB)




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