地方民鉄

叡山電鉄 デオ900系「きらら」


紅葉の貴船口駅にて 07/11/17


鞍馬駅にて 07/11/17

直線で構成されながらも柔和な表情の外観。


窓の上も窓。


きららエンブレム。



早速中に入って行きます


まずは全景をご覧ください。非常に奥行きを感じられます。
これは側面窓枠のみならずその上部斜めの壁面部分に作られた窓のお陰かもしれません
腰掛はずらりと左右に並んでおり、取手の赤がポイントとなっております。


こちらが先ほどの斜めの壁面部分に作られた窓です。
斜めとはいえ空がよく見えますね。とても開放感に溢れています。


こうやって見ると本当に窓が大きく取られていることが判りますね。


天井の様子です。斜めに天井が切り取られたお陰でちょっと狭い天井。
空調・照明の関連はこの狭い天井に取り付けられています。
照明としては充分ですが、残念ながら照明カバーで被われることはなく、直接照明となっています。


窓と窓の間の柱部分、白の化粧板の部分にもアクセントに外観と同じエンブレムが。


殆どは荷物棚はないんですが、方向幕のある部分だけは逃がさず荷物棚が設けられています。


妻部ですが、こちらは鞍馬寄の様子。
特徴的なのは立席者のためのスタンジョンポールが左手真ん中にどんと建ってます。
紅葉シーズンはもちろん、通勤通学にも活躍のこのきららとしては乗降性を考えた立席スペース。
しかしながら壁面が窓だらけなので強度の取付位置を考慮するとこのような特徴あるポールとなったんでしょうね。


今度は出町柳寄の妻部の様子です。こちらも立席スペースが設けられていますが、ポールはありません。


その代わりにあるのがこちらの車椅子用のスペースです。
妻部も壁面も窓だらけながら横の握り棒が取り付けられています。


対面にあるのがこのちょっとしたテーブルがあるスペース。
全面禁煙ではあるのでここでタバコが吸えるわけではないけど、ちょっとした小物は置けます。


こちらは出入扉横のある整理券発行器とカードリーダー。
スルットKANSAIカードに対応するためこちらで乗車駅でカードを通します。


出入扉までもが窓を取れるだけ取った作り。開放感抜群です。
扉上部には路線図と運賃表が掲げられています。


今度は運転席側を見ています。前面ももちろん全面が窓だらけ。(^^


近づいてみました。運転台の真裏にあるのがこの運賃回収箱。
出口用のカードリーダーはこちらにあります。降車のときに再度カードを通します。


ワンマン運転が基本のため運賃表示器もあります。仕様は良く見かける標準的なタイプ。


運転台の様子です。


紅葉シーズンは非常に車窓も素晴らしい叡電では嬉しい配慮かもしれませんね。
大きな窓もあって非常に車窓が楽しめる設定であります。
実際に着座してみるととなりの運転台方向を向いた腰掛とうまく、
視界に入らないように考えられています。
顔をじろじろ見ることには成っておりません。


背面にも配慮。赤で色取られた取手が背面についています。


お次は運転台方向を向いて向き合った腰掛です。
実際に座ってみた感覚でも狭く感じるものではないのでは、
車体サイズを考慮すると素晴らしいものです。
こちらはグループ客に向いた設定なのでしょうか。
観光路線でもあることを恐らく考慮に入れているのではないかと思います。


出入口方向から見るとこんな感じ。背面は白の化粧板で大変綺麗な仕上り。


そして左側に見えた1人掛腰掛です。
仕様としては2人掛腰掛と同じです。
また肘掛ですが、肘当ての部分については詰物が入っており、
見た目にも実感としても硬く冷たい感じを意識させないつくりです。



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