地方民鉄

富士急行 1000系


07/12/15 河口湖駅にて

冬空の晴天の中、なんとも突き抜けるような青の瑞々しさよ。
富士急のオリジナルのこの車両は外観は優等生らしいつくり。


2扉車のこの車系、外部にも扉開きボタンが用意されています。
冬場は相当冷え込むこのご当地、必要な設備と言えます。




まずは車内全景から。とにかくはピンク色の表地を纏ったクロスシートが目立ちますね。
左右に千鳥配置的に、そのほかの部分をロングシートが占めるような配置。


車両中央にある転換と固定クロスシートです。
真ん中は転換腰掛とし、進行方向に合わせて背ズリを自由に方向を変えることができます。


転換腰掛を挟み込むように固定クロスシートが取り囲みます。
背面はいずれも白の化粧板を纏っています。
クロスシートの座り心地はいずれも若干柔らかめでした。


その固定クロスシートの両脇にあるのがこちら2人掛ロングシート。
やや灰色がかった表地色なのが優先席。座り心地はクロスシートに同じです。
仕切にはこちらも白の化粧板ありの仕切板で豪華な仕上がりですね。


天井の様子です。基本的にはフラットな天井なのですが空調の部分だけちょびっと飛び出し。
ここまでやったのならこちらもフラットにしてしまえばよかったのにね。
でも全体としてはバランスもよくごちゃごちゃとしては見えません。


出入扉は化粧板を施されることはなく、素材そのままの輝きながらの美しさ。
若干扉は大きめで2扉でも乗降乗客数を考えるとこれでも大丈夫でしょう。


外部にもあったボタン、もちろん客室内にもあります。標準的な開閉ボタンですね。


車両連結方向妻部を見ております。壁面は白の化粧で美しい仕上がり。
周りの腰掛達はここは固定クロスシートで構成されていました。


それでは運転台へと近づきます。乗務員扉は狭いながらも、
そして左右の仕切壁にもすべて窓が設けられています。
このお陰で前面の眺望は素晴らしくいい具合となっています。


運転台です。


河口湖寄りの車両にあるのがこちら車椅子スペース。
すぐ近くの腰掛は仕切の後ろに収納式腰掛が設置されていました。


展開させたのがこちら。なかなかの出来栄えでちょっと座るだけなら十分です。



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