地方民鉄

福井鉄道


98/05/01本町通停留所にて



さて、早速車内に入ってみます。


休日の午前ということなのでしょうか、またワンマン運転を行っているので、
後部車両は全く乗客がおらず、こんな全体の画像が撮れました。
車両中央にはずらっと転換席が並んでおります。
そしてその前後にはロングシートがあります。
まず気づくのは床。最近ほとんど見られない、木です。
地方都市とはいえ、こんな県庁所在地の都市でこのような車両が頑張っているのは
大変嬉しいことですね。もちろん古い車両なのですが、この雰囲気どうですか?
今度は腰掛に注目してみましょう。




98/05/01車内にて

特別変わった所はありませんが、やはり経年のせいか、
かなり座ブトンはくたびれております。
下の脚台の通路側が面白いのですが、先述の画像の通り斜めになっており、
足が脚台にぶつからないような配慮になっています。


転換席にもっと近づいてみます。
リンク部分を見ると、あれリンク部分が丸見えです。
最新の転換席ではこの部分が見えないようにしているのですが、
昔の転換席ではご覧の通り見えています。
転換時にはここに手や物などを挟まないように気を付けて。
ところでこの部分、かなり鋳物等で丈夫に作られていますが、
よく足をかけている方を見かけます。いわばここは転換の心臓部なのでやめて下さい。
・・・・では次。




今度はロング部分です。こちらも転換とモケット色はいっしょになっています。
やはりかなりくたびれております。
古いロングだからでしょうか、座ブトンは板にウレタンを張ったという感じです。


ご覧の通り車内にはこんな戸が。
重くて引き上げにくいですが、いまや見られないこの感じがいいですね。




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