地方民鉄

北陸鉄道 8800系(浅野川線)


到着したばかりの8800系が内灘駅で一休みです。
北陸鉄道塗装のオレンジ色がステンレスカーのシルバー色によく合います。


04/08/28 北鉄金沢駅にて

側面の様子です。こちらにもオレンジの帯は巻かれているんですね。
通常ワンマン運転なため2両目の扉や1両目であっても無人駅では真ん中の扉は開きません。


方向幕は北鉄仕様で青地に種別、行き先が記されていました。




まずは全景から。両側にはロングシートが展開。一般的な通勤車両仕様ですね。
ただ床はややクリーム掛かった色合いで寒冷地ならではの寒冷色をメインとしない配色。


出入扉は下部の一部がやや内側に丸まっています。
LEDなどの情報案内装置の設置は有りませんが、扉上部には路線図が掲げられていました。


一部扉付近の腰掛仕切となるパイプに整理券発行器が取り付けられてました。


天井はというと照明がわりと間隔が短いため非常に明るく感じます。
なお荷物棚はパイプ製であり時代を感じさせる仕様ですよね。


運転台にもっと近づいてみてみましょう。
ワンマン運転が通常なので先端扉前には整理券発行器などのワンマン機器が並びます。


こちらは運賃回収箱です。箱自体の盗難防止と運転台近くのエリアの明示として
チェーンがなされているものと思われます。


左手にあるのがこのでっかい赤の箱の消火器入れ。
ここまで存在感のある消火器位置は珍しいのでは。
またこの先端部の空間のひろがりを活かして車椅子用のスペースともなっております。


ちょっと上に目を向けます。開放感ある仕切り壁。ワンマンの文字が目立ちますね。
それとは対照的に中央業務員用扉に控えめに貼ってある運賃表。


違う方向に目を向けます。側面の窓はと言うとこんな感じ。2段開放可能なタイプ。
なお戸袋窓が設けられていますね。


車両連結部、妻部は腰掛を除いて全開となっています。
腰掛の座面幅と同じく妻部の窓がきられています。はめ殺しではないのがミソ。


腰掛ですが車内はロングシートのみの配置になっています。
一般席は赤の一般的な基本色で、座り心地はメンテナンスがされているのが悪くはないですよ。
また北陸鉄道では整理券発行器は直接腰掛仕切り棒に据え付けられています。


優先席はロングシートの一部が表地の色をグレーに変えて区分されています。


最後に車端部の妻部にあたるロングシート妻部には腰掛と同じ表地が張られていました。



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