地方民鉄 |
茨城交通 37100形
勝田から阿字ヶ浦の茨城はひたちなか市を海に向かって抜ける路線。
終点の阿字ヶ浦は夏のシーズンは海水浴で賑わう砂浜が待っています。
阿字ヶ浦駅にて 03/04/26
側面は真四角な角窓。そして青と赤の帯がきりりと印象を引き締めてますね。
もちろんワンマン運転仕様ですが、出入扉付近には外側にも開閉ボタンが付いております。
早速車内へと入っていきます。淡いブルーを基調とした大理石調の床に
左右の鮮やかなブルーの表地の腰掛、そしてカーテンのピンク。
色彩の調和がよくとれていると思います。
阿字ヶ浦方向左手にはダクトの柱前を活かしてゴミ箱が置いてあります。
天井を見上げます。カバーがつけられた照明が等間隔に並び、
両側は荷物棚が台形の形をした天井での構成となっています。
次は運転台に近づきます。新軽快気動車での標準の機器の配置。
左手には運転台、真ん中には運賃回収箱、そして両側に出入扉となります。
さてさらに近づいてみます。勝田方向左出入扉横にはすぐ身障者優先スペース。
通常は横の握り棒ばかりが多いですが、ここでは車椅子を想定してか、
さらに縦にも棒が取り付けられています。
さてこちらは右反対側の出入扉。扉はこのように素材地そのままです。
車内床とホームとの段差が高く出入扉前のステップには黄色で線が囲ってあります。
内側にももちろん扉開閉ボタンが付いています。
消火器はここです。運転士が扱えるよう運転台すぐ横に整理券発行機、
運賃回収箱が設置されています。
この37100形では電光表示器が付きます。路線の各駅にそれぞれ自動販売器の設置があり、
車内での運賃回収が基本的にはあまり必要のない茨城交通では
おそらく運賃表示器の代わりにこの電光表示器を採用したのではないでしょうか。
お陰で音声のみに頼っていた駅の案内などが文字でも対応可能となりました。
運転台です。
窓枠はユニットではありますが大きく取られ採光も万全です。
腰掛はバケット形状ではなく、背・座に飾りの引き込みがあります。
☆沿線の風景☆ 茨城交通 「磯崎駅」 |
☆沿線の風景☆ 茨城交通 「阿字ヶ浦駅」 |
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