地方民鉄

伊豆急行 100系

昭和の時代より伊豆急行の中心車両として、活躍の100系。
今ではロイヤルボックスもなくローカル運用のみとなってしまいましたが、
最後の活躍をしています。




00/07/22 伊豆急下田駅にて

伊豆ワカガエル大作戦仕様です。




外観も素敵ですね



非常にバラエティにとぶ100系。仕様毎に見ていきます。


赤のモケットでまとめられた車内。クロスシートが車内全てに展開します。
妻壁は昔一世を風靡した木目調化粧板ですね。


いいですね、この形状。背ズリが経たって残念なことになっていますが、
肘掛の美しい曲線。肘当てには白いカバーが掛けられています。
見えてはおりませんが、背面には収納式のテーブルもあります。


こちらの車両は冷房車です。




次の車両に移動です。一旦仕切の出入扉で仕切られた空間が。


腰掛としては決して新しいものではありませんが、
モケットも新しくとても見た目にも整備がされているのがわかります。


こちらの車両は非冷房です。回る扇風機、揺れる吊革がいいですね。


中に入るとそこは先程と変わった空間でした。
ちょいと低い背ズリの固定クロスシートがある車内なのですが、
まるで優等列車なみの空間の落ち着きが感じられます。
やはりデッキで仕切られていることがそう感じさせるのかもしれません。


落ち着いた車内に合わせてモケットも茶色系のしっとりとしたものです。
座り心地はちょっと硬めなのですがしっかりとしたものでした。


こちらは妻壁です。中間の腰掛同様の内容です。


カーテンはご覧の通りです。こちらは変わっていないようですね。


先頭デッキまでやってきました。ここはなぜか広くがらんとした空間です。




また別の車両に移動です。こちらは転換腰掛が左右に展開する車両です。
深い青のモケット地に白のレザーの枕カバーがいいですね。
車体の淡い青とともに対比的に美しい配色に思います。


腰掛ですが肘掛上部には肘当として樹脂のカバーがついています。
窓側にはきちんと小さいながらもテーブルがあり、細かい配慮が伺えます。


こちらは妻壁方向です。出入口側にも仕切りをすることで、
反対方向での転換時にもロングシートに座る人に気がねなく着席できます。


それでこちらがロングシートです。裏の窓枠も大きくていいですね。



他のページも見てやってください。