地方民鉄

蒲原鉄道



98/10/3 五泉駅にて

どうでしょうかこの雰囲気。ホームに待つ車両が静かに佇みます。




こちらは村松駅。こちらで出番待ち。


さて車内に入ってみましょう。全体からです。赤のモケット色が非常に目を引きます。
床に目をやるとそれは板張り。
そこに光が鈍く反射しているのがまたこの車両の良さを引き立てております。




シートですが、これがまたすごい。
はっきりいって詰め物はなく恐らく数本にわたるスプリングの上に座っているようです。
そしてこれが実際に運転時にはその釣り掛け音に負けるに劣らず、
お世辞にもいいとはいえない軌道を突っ走るので凄いクッションをします。
まさにスプリングの上に座っているなという感じがしておかしいほどです。


運転台近くの出入口です。注目すべきはその右上に見られる照明。
出入口が開いているときはその照明が点灯しています。
またこの出入口がなんともいえずレトロな感じがしていいではありませんか。


いかがでしたでしょうか。こんなすばらしい鉄道が消滅してしまう可能性があるのは非常に残念です。
すこしでもこの鉄道にみなさんも乗られてみてはいかがでしょうか。



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