地方民鉄 |
紀州鉄道 キハ603
御坊駅にて 08/07/20
1960年生まれ大分で幼少期を過ごし、その後の活躍はずっとこちらで。
側面はいわゆるバス窓。
早速中に入って行きます
細長い板張りの床に小ぶりの固定クロスシート、低い天井。
きっと床は何回も板が張り替えられているのでしょう。
固定クロスシートは直角の背ズリに経たりまくった座面。
最高の座り心地が提供されています。
その低い天井には場所場所に白熱灯のようなまぁるい照明機器がいくつか並んでいます。
婉曲している天井部分には絵が貼ってありました。地元の子供達の似顔絵です。
固定クロスシートに挟まれた側面はバス窓。
車両両端側にある出入扉。気動車故床も高いためホームとの段差もまた大きいですね。
扉平面に描かれた装飾の縁取りが今の時代となってはむしろ新鮮で。
開閉時にはガラガラガラと音を立てて閉まったり、開けたり。
出入口傍の天井には天井からここだけ吊革も付けられていました。
足元には3人掛ロングシート。
運転台付近の様子です。左手には運転士用スペース、
助手席側は特になにもありませんが、客室とは仕切られていました。
ジョウロが置かれていて。
昔から運転士腰掛の腰掛座面はこんな茶色のむかーしの喫茶店のような腰掛だったのでしょうか。
低い位置からの運転士腰掛には、今の最新鋭の運転台からは想像もつかない設備が並んで見えます。
随分と使い込まれた運賃回収箱。
上部にのるガムテーブで巻かれた四角い箱は、
硬貨を投入して欲しくないときに持ちいります。
なんとも簡単な運賃表です。
運転台そばにある2人?は無理な1.5人掛腰掛です。
この当時は乗客がどういう状態で着座するのかという発想よりも、
車体から考えて提供できる腰掛はこういう感じという発想なような気がします。
西御坊駅から休日の昼下がりに僅かな乗客を乗せて出発です。(58秒) ダウンロード[kiha603_nishigobo-st_start.avi](160,896KB) |
☆沿線の風景☆ 紀州鉄道 西御坊駅 |
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