地方民鉄

高松琴平電鉄 3000形「315/345号」


仏生山駅構内横にて 99/05/01

堂々とした姿で休息をとる3000系。「345号」…現在は廃車


高松築港駅にて 99/05/01

日本車輛で製造された琴電オリジナルの「大正15年生まれの電車」。
5両製造され、第一線で活躍しています。
そんな3000形の中で朝早く築港に現れた315号。じゃあ、乗り込みますか。


高松築港駅にて 04/05/02


高松築港駅にて 04/05/02

各乗降口にはステップが付いてるんですな。




まずは車内全景から。手前左手の一部ロングシートが短くなっております。
恐らくは出入口の混雑対策、乗降性向上のスペース確保のためか、車両中央の扉付近はこのようになっております。


まあちょうど戸袋分腰掛が無いといった感じでしょうか。


「315号」の車内はそういったスペースも無く、ロングシートが両側に展開しています。


出入扉です。片開きのやや小ぶりの扉は到着の駅ごとにゴトゴトと音をたてて開閉します。


天井の様子です、やや曲面形状の天井にぽつりと真ん中に蛍光灯がひとつ。


もちろん非冷房です。


側面の窓は開放可能。風をいっぱいに感じて走ることができます。
ところで窓の上に見える小さな注意書き、なんでしょうか。


なるほど・・


戸袋にあたる窓はこのように窓に横棒が渡されています。固定窓なんですが・・・
荷物棚は網ではないですが、金網仕様となっています。


日除けを上げてみました。吊革は現代のものですが、下の鎧戸は興味深いです。
結構重いのですが、直射日光はかなり軽減できます。
取材協力;kenbouさん


車両中央の腰掛は7人掛のロングシート。ちょっと座席幅が狭いのですが・・・
座り心地もちょっと経たった感じがしてました。



もっと運転台に近づいていきます。


まずは「345号」の運転台付近の様子。左手に2人掛腰掛、助手席側は横棒のパイプで仕切られた空間となっています。


まあ、運転台と出入扉の間の空間を腰掛にするとこんな感じになりました、というものでしょうか。
実際に座ってみると、1.5人掛というもので中途半端ではありますが、このアバウトな感じがなんとも。

今度は運転台。


まずごらんの通り運転台右手は2本の直立の仕切棒の横の丸棒が、
恐らく運転台と客室との空間の仕切の役目を果たしていますね。
これだけでその見えない壁が作られ、感じるのは考えさせられます。
でもこの反対側の運転席はもうちょっと広くて、
この仕切棒のあたりに立つと、運転台をじっくり観察できます。
このへんがこの車両のかわいいところですね。(^0^)


運転台の内部の様子です。




☆沿線の風景☆  高松琴平電鉄 ちょっといい駅「西前田駅」



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