地方民鉄

長野電鉄 2000系」


長野駅から数駅は地下区間でとても都市交通といった趣き、
トンネルを抜けて須坂より先は一転ローカルな雰囲気の漂う、
「長野電鉄」中でもこの2000系は特急として華やかな活躍をしています。





長野駅にて 01/03/03

地下ながら古さが漂う長野駅での発車までのひととき。


「1号車」の表示も今やレトロぽくなっています。





早速車内へと入っていきます。まずは車両連結部方向の全体の様子から。
車内壁面の白の化粧板とは対象的に腰掛や床は茶色系統の色彩を誇ります。
結果やや暗さは否めないものの暖かみのある車内の雰囲気を醸し出しています。


妻部へ近づきます。車両連結部は両方への開閉式の引戸となっています。


今度は運転台方向の全体の様子です。
基本的には方向で変わることはありませんが、前面の運転台との仕切の壁には
できる限りの窓が設けられ、開放感に溢れています。


天井もとてもすっきりしています照明は左右に分かれて一列に並んでいます。
もちろん冷房の噴出し口も見えていますね。
荷物棚の支えの形状がちょっと滑らかな曲線とあいまっておしゃれ。


こちらは出入扉。扉上部には比較的長い長電の路線図が掲げられてます。
扉そのものはやや大きい片引戸。ただよく見ると老朽化が見て取れます。


腰掛を見ていきます。昔は回転したようですが今は固定式となっている腰掛。
使い込んできた経年によってかなりクッションが経たってきていました。
背ズリ枕部を覆う枕カバーはレザー製で真ん中には広告欄があります。
これ、意外に着座している人が見やすい高さにあるんですよ。
肘掛の形状からも見てとれるような懐かしさの感じがする腰掛でした。


出入口にはこのようなロングシートがあります。
座り心地他はクロスシートに同等です。
脚台右手みえる丸い穴は消火器を収納するための取り出し穴です。


妻部には先ほどの固定クロスシートを向い合わせとしてボックス風となってます。




Photo;special thanks! To suzuki

本当は回転できないようになっていますが出来たときもありました。(^ ^ ;



長電2000系長野駅発車後の案内です。(34秒) ダウンロード[2000-guide.ra(62KB)]

長電2000系まもなく湯田中駅到着。(1分23秒) ダウンロード[2000-yudanaka-arrival.ra(153KB)]




☆沿線の風景☆  長野電鉄 ちょっといい駅「須坂駅」



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