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長野電鉄 8500系
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元東急8500系を購入し導入。老朽化した2000系を置き換えました。
長野駅にて 12/07/22
長野電鉄としては初となるLED式行先表示器や車内案内表示器がこの車両により導入。
オールステンレスの輝きが素敵。
早速車内をのぞくと東急時代に見られた車内仕様が広がっていました。
信州中野寄りのこの先頭車では東急8500系としても古い内装仕様です。
やや低めの茶色の表地ロングシートがここ長野で見れるとは。
蛍光灯2列そのままの照明。
中央の空調機器の前に陣取る扇風機が存在感を出しています。
運転台との妻壁になります。右手助手席側だけの窓枠設定は昭和の車両の香り。
逆に連結部の妻壁では妻窓もある豪華仕様。
両側を優先席としています。
左手は東急時代から右手は長電で採用された優先席専用表地でしょうか。
以前からの優先席マークがこれでもかと入った表地。
対して右手は色使いもカラフルにポップな仕上がり。
優先席を必要とする方々をイラスト化し、ポップに見せています。
さて大きな貫通扉を抜けると先ほどとは全然ことなる中間車が。
明らかに違うのは腰掛仕切。化粧板がついて上質感が加わっています。
床がちょっと暗めで光を吸収してしまうのは残念ですが明るめの車内。
側窓は戸袋部以外大きく窓が上から下まで取られています。
腰掛はご覧の東急時代からの見慣れた茶色系統の表地のほか
幾何学的な模様の入ったスカイブルーの爽やかな表地もあれば
薄紫色のよく見るような表地もあり、
ロングシート7人掛のうち背ズリと座面を交互に入れ違えたものも。
これはなんでこんな風にしたんでしょうね・・・
中間車の妻部の様子です。ロングシートが展開していますが、
左手に車椅子用スペースを設けている箇所があります。縦型ヒーター完備です。
不思議なことに片側だけ妻窓を埋めているんですね。
妻部ロングシートは3人掛です。
それからこちらが長野寄りの妻部の様子。
信州中野寄りの妻部と雰囲気は同じですがロングシート表地がまた目立ちます。
こちらはピンク地に黄色で大きく優先席を必要とする方のイラスト入り。
出入口は扉そのものは扉接合部に警戒色の黄色ラインが入るほかは従前仕様ですが、
千鳥配置で扉上部には電光表示器が設置されています。
☆沿線の風景☆ 長野電鉄 ちょっといい駅「須坂駅」 |
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