地方民鉄

5030系



姫路駅にて 99/4/30

大阪ライナーとして発車を待つ5030系。
晴天にアルミ車体が映えますね。




早速車内に入ります。


車内は1×2人掛の腰掛が展開されています。
赤を基調とした腰掛の色彩と床の暖色系の配置に温かみのある車内となっています。


出入口上部には山陽電車の新機軸であるLED式電光表示器があります。


注目すべきは腰掛手前にある出入口にある仕切板です。
仕切板に右手に取手がついていることも珍しいですが、
デザイン上の配慮でしょうか、仕切板上部に腰掛と同じモケットが張られています。
仕切に取手がついているのはいいですねえ。いい配慮だと思います。


1人掛転換腰掛です。大手私鉄では珍しいですね。
実際に転換させてみるとそれほど2人掛に比べて特別軽いわけではないですが、
重さとしてはやはり軽いものでした。
腰掛そのものは適度な硬さの座り心地で、神戸から姫路まで着席乗車していても
疲れないものでした。肘掛けも大き目でゆったり過ごすことができます。


車端部に近づいていきます。
扉の近くには車体壁に身障者のステッカーが張ってあります。
また腰掛を見るとグリーンと転換腰掛と同じレッドのモケットが張ってあります。
このうちグリーンのモケットが優先席を示しております。


そのロング腰掛ですが、一つ面白い点がありました。
妻壁側にわざわざ腰掛に同じグリーンのモケットが張ってあります。
それもデザイン上の配慮でしょうか、まるい形状となっています。
なんともいえず印象に残るデザインでありました。



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