地方民鉄

島原鉄道「キハ2500形」


加津佐駅にて 02/12/08


南島原駅付近にて 02/12/08


加津佐駅にて 02/12/08

いずれも国鉄(朱)色に塗装された記念の塗装色です



早速車内へ


まずは全景から。紫色の表地の腰掛が両側にあり、車内壁面はグレーで統一されています。
経年による壁面等の汚れは見えにくくなるものの、全体的にこの色彩で暗く見えてしまいます。
光輝く海沿いを多く走る島原鉄道ならではの色彩なのでしょうか。


島原方向の運転台に近づいてみます。乗降性を考え運転台付近は大きく空間が取られています。
運転台裏の仕切りも含めて窓がいたるところに取られ、とても開放感に溢れています。
少しパーツ毎に見ていきます。


運賃表示器です。さすがは路線が長いだけあって駅名も多いですね。


こちらは運転台です。意外に狭くコンパクトにまとめられています。


貫通扉です。諫早や島原付近では学生の利用も多く連結される機会も多くあります。
それにしてもこの扉だけ強烈な赤の色彩、インパクトがあります。


整理券発行器と運賃回収箱です。発行器は高い位置にあって取りやすいですね。


今度は加津佐方向の運転台付近の様子です。違いはトイレの設置と身障者スペースがあること。
特にトイレの設置は路線が長い島原鉄道では不可欠な設備と言えます。
見えづらいのですが右のトイレとの壁上部にはトイレサインがあり使用時には点灯します。


運転台そのものは先ほどの島原方向に同じです。
ただこちら運転台仕切り下には消火器が設置されています。


目を転じると出入扉があります。大型化されたこの車両では扉は折り戸ではなく引き戸です。
それもなかなか大きな扉で乗降性にも問題なく対応できます。


さらにその横には身障者スペース。ベルトはないものの、握り棒が用意されています。


対面のトイレ入り口です。扉が少々狭いのはしょうがないところですがそれでも有り難いですよね。


トイレの側面は大きな掲示スペース。こんなに長い路線図が掲げてありました。


天井を見上げてみましょう。等間隔に照明がありますがこちらは簡素ですね。


さて腰掛を中心に見て行きます。まずは車両中央部に展開するクロスシートです。
背、座ともバケットシートタイプとなっており、しっかりとした詰物で堂々としたものです。
特に背ズリにはレザーが張られ、その形状に変化をもたらしています。
座り心地のほうはほどよい硬さ。長く乗りとおしても耐えられる座り心地ではないでしょうか。


そのボックスにある窓の様子です。カーテンも紫色ですね。
壁にはちょっとした小物が置けるテーブルが取りつけられており、ちょっと嬉しい。


出入口付近のロングシート。座り心地はクロスシートに同じです。
右のロングシートは身障者用スペース横にあるロングシートです。
隣には白いゴミ箱も見えていますね。


最後のこの2人掛はトイレ横のもの。壁が大きく張り出しているため座るとちょっと圧迫感はあります。



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島原鉄道 海そばの大三東駅に到着します(4765k)

おまけの動画。こんな海沿いを走るのが島原鉄道の醍醐味の一つ。(約15秒)



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