地方民鉄

津軽鉄道 DD35+オハフ33/46「ストーブ列車」


津軽平野を貫く路線、津軽鉄道。
途中桜がすばらしい芦野公園、太宰治で有名な金木。
見所があり、途中下車も楽しい路線です。
有名なのストーブ列車です。



津軽五所川原駅にて 07/12/29

日本のディーゼル機関車としては初期の部類となるDD35型と国鉄からやってきたオハフで構成。


津軽五所川原駅にて 07/12/29

50年以上も前に作られた車両達は相当使い込まれていました。



早速車内に入っていきます


まずは車内全景です。
黒くなった木製の床、客室内壁面、
木製のフレームが美しい腰掛達に主役のダルマストーブ。


ダルマストーブはやや津軽五所川原寄りに寄った車両内に設置されいます。
客車ですのでもちろん暖房装置はなく、車内の暖房用としてストーブが設置さています。


天井の厚く塗られた白の塗料が、ところどころ凹凸にあわせてよく判ります。


各ボックスの雰囲気です。懐かしい下部の灰皿、栓抜きつきのテーブル、木枠の窓。


本当に直角の背ズリに座面。でもフレームが木だけになんだかほっとする雰囲気。


本当に網で作られた網棚。冷たく寒色的な金属製の網棚とは暖かみが違います。


ストーブの上で焼けるように網がちゃんと置いてあります。
生ものは置かないようにね。
でもこのストーブ相当火力が強くて、暖まるどころがちょっと暑いくらい。


ストーブに使用する石炭はこちら。


津軽中里寄の車端部の様子です。毛筆での額縁が掲げられています。


この空間は前位出入台側の便所/洗面所跡と思われます。


こちらは、後位出入台側のブレーキ弁のある車掌室だったところでしょう。


出入台天井にあるのはこの照明ひとつ。


出入口から。



ストーブ列車が津軽中里を静かに出発しました。(4分28秒) ダウンロード[stove_train_tugarunakazato_start.avi](226,027KB)



☆沿線の風景☆  津軽鉄道 「津軽五所川原駅」

☆沿線の風景☆  津軽鉄道 「金木駅」



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