地方民鉄

津軽鉄道 21型「走れメロス」


津軽平野を貫く路線、津軽鉄道。
途中桜がすばらしい芦野公園、太宰治で有名な金木。
見所があり、途中下車も楽しい路線です。



津軽五所川原駅にて 02/05/01

外観のオレンジに近い塗装色、「走れメロス」にやっぱり注目しますよね。


津軽五所川原駅にて 07/12/29

ストーブ列車に併結される津軽21。


寒冷地であるため車外の扉開閉ボタンは必須ですよね。ただ高い位置にあるのはどうかな?



早速車内に入っていきます


車内の様子です。腰掛の配置は車両中央部に固定クロスシート、
出入口付近にはロングシートが展開しています。
腰掛表地は標準の赤系統のもの。その他も標準的な仕様となっています。


運転台付近の様子です。左側には運転台、すぐそばには運賃整理箱が見えています。
気づくべき点はあちこちの車体壁面には横の握り棒が設定されていることです。
降車の場合や立席者に対しての配慮が見えます。


運転台片側にはこんなに広めの身障者のためのスペースも設けられています。
ベルト装置はありませんが、大きな握り棒が設定されています。


天井の様子です。天井中央に等間隔で照明が続く標準的な仕様です。
ちなみにロールカーテンは涼やかな薄いブルー色が採用されています。


窓枠です。大きく開放的な窓からは多くの光が差し込んできます。
好印象はその下に見える壁面のテーブルでしょうか。あるとないとでは大違いですよね。


腰掛ですが、まず4人掛固定クロスシート。背ズリにボリュームのあるもの。
肘掛には平凡な樹脂製ではありますが、大きな肘当てもありまずまずといったところです。


車端部のロングシートです。特に左の画像でわかりづらいのですが、
腰掛仕切上部には透明な板が取りつけられています。
寒冷地を走る津軽鉄道では当然冬季に出入口との温度差を少しでも
ロングシートに着座する乗客に和らげる配慮でしょうか。
板はないものの、右の画像でも腰掛仕切はかなり大きめですよね。



☆沿線の風景☆  津軽鉄道 「津軽五所川原駅」

☆沿線の風景☆  津軽鉄道 「金木駅」



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