公営

福岡市交通局 1000系(空港線/箱崎線)


貝塚駅にて 06/12/31

1号線開業時より運用している1000系車両。昭和59年には地下鉄初のワンマン運転を開始しました。
運転台にはJR筑肥線乗り入れ対応のため、JRのATS手動運転台が設置されています。


ステンレス製の車体には、玄界灘を表現した青と白のストライプが入っています。


貝塚駅にて 07/08/18


方向幕は電光LED式


F



早速入って行きましょう。


まずは車内全景から。雰囲気は暖かさと落ち着きある感じ。
それが地下鉄車両では珍しく上品な印象を与えているように思います。


スタンジョンポールはまだ発想がなかった時代の車両。
その代わりに中央の座席の表地の色が異なります。
7人掛の腰掛はいずれも暖色系の表地で暖かみを感じますね。


反対に先頭車運転台方向を見ています。仕切りとなる壁は前面濃い木目調の色使いです。
殆どはやはり地下区間を走るため、妻壁の運転席側はもちろん助手席側にも窓はありません。


運転台内部の様子です。


天井の様子です。どうにもすっきりとした感じをしないのはなぜなのか。
わざわざ照明にもカバーが掛かっているにも関わらずデコボコしているためかもしれません。


出入扉です。ホワイトでの扉の化粧は見事ですね。扉窓の下にも広告が貼ってありました。
あまりこれは見られない位置での広告です。目線的になにを狙っているのでしょうか。


路線図と停車駅等短い表示が出来るLED式電光表示器が扉上部には付いております。
3号線までしかない地方都市ならではでのきっちりサイズと言ったところでしょうか。


実は千鳥配置に路線図+電光表示器はなっていて、反対側は上部はただの広告枠となっています。


ちなみに足元には滑り止め加工が施されています。


戸袋窓は完全に省略。窓はユニットの固定窓でした。


連結部は貫通扉は完全に省略。ただ運転台側同様こちらも木目調仕様です。
各車両とも妻部にはご覧の通りあちこちに優先席の明示のもと設定されており、
対面には腰掛の設定はなく車椅子の方のために握り棒が取り付けられております。


サイズそのものはそれほどでもないのですが、
認識度はかなり高いもののように思います。


車端部は3人掛ロングシートで仕切板にも優先席の場合は明示が付けられています。




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