大手民鉄

5200系



上本町駅にて 03/06/21

□+□+□+□ 4両固定編成

転換式腰掛を搭載した車両としては代表的な車両としてのひとつ。5200系。


側面は腰掛配置にも同じ窓枠割り。大きな1枚の窓がいくつも並びます。


上本町駅にて 11/11/12



早速車内に入ります。


まずは全景から。入って判るのは車両外観とは全く異なる柔らかな色使い。
両側に転換腰掛が続き、出入口付近には補助席付きの仕切が見られます。


腰掛表地はM車は茶色とT車は緑色系統の2色に分かれます。


運転台付近に近づきます。この辺りは腰掛の設定もなく空間としては広がりがあります。
ただこの車両としては補助席の設定がここにもなされているのには注目ですね。


先頭車両にあるトイレ設備付近です。トイレ裏手にあたる壁には運転台裏手と同じく
補助腰掛の設定がなされています。妻部は転換できない固定式となっています。


こうやって見ると以外とトイレの空間は狭いですね。


トイレ設備のない車両には妻部右手上端に使用状況が判る案内があります。


出入扉です。扉上部には電光表示器などの機器は見られず、広告枠などになっています。
扉付近は多くの腰掛け設定により狭いものとなっており、立席スペースはあまりありません。
扉そのものは全体が白の化粧板で覆われており意匠的には美しいものです。


天井を見上げてみましょう。すっきりとしたラインデイア仕様の送風口に、
照明は両側にカバー付きのこれもシンプルな仕様となっています。


仕切に注目です。上部は樹脂カバーに覆われており、
出入口側の立席者の背ズリが当たる部分は腰掛に同じ表地が張られています。
通常は補助腰掛は収納された状態であり、出入口に向かって引き出します。
また腰掛から見て端部となる仕切には腰掛間にある小テーブルが取りつけられています。


妻部の様子です。窓も1枚で大きく、真中にはテーブルもしっかりとあります。


さて転換腰掛です。やや硬めな背ズリはその形状はやや背ズリ下部が押し出されたようなものであり、
長時間の着座に必ずしも最適とは言えないものではありますが、
長時間の移動時間に進行方向を向いて座れるというのはありがたいですね。
脚台は据え置き式で、背ズリには素材感そのままの取手が取りつけられています。



今度はリニューアル車内をご覧頂きます。


赤系統の表地を腰掛が纏っただけでぐっと印象が変わった車内です。


天井の様子です。こちらはどうやら変化はないようです。


側面の日除けは更新されているようですね。


出入扉の扉はそのままに扉上部にLED式電光表示器が付けられました。


こちらは妻部の様子です。出入台付近の区切りとなる仕切は折り畳み腰掛が省略され、
上部には腰掛と同じ表地が貼られているものの、特別な機能的にはなにもない状態です。
貫通扉はいずれの車両にもあり快適な車両作りに努めています。


中間車には名古屋寄に車椅子スペースがこのように用意されています。


今度は先頭車運転台横の様子です。地下鉄車両並みの高い窓、
でもなぜか業務員用扉は窓が低い位置までありますが・・・
客室との隔たりを感じます。腰掛は両側省略されているのでちょっと寂しい感じ。


左手は車椅子スペースとなっていました。
これで横に握り棒が並列で2本ある意味が判りました。


運転台とは対称の妻部にあるのが左手をすべて埋めているトイレ。
トイレ前の出入口に面する折り畳み腰掛は省略されてしまいました。


最後に腰掛となります。以前のちょっと柔らかめの座り心地はそのままに
表地を変えたことでくすんでいた緑色からぐっと存在感を増しました。
妻部は腰掛の仕様としては変わりませんが固定のままです。



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