名古屋鉄道

名古屋鉄道 2000系


08/11/18 新鵜沼駅にて


08/11/18 新鵜沼駅にて

流線的でブラックフェイスの顔はとてもクール。


側面には名鉄のマーク、それから空港連絡特急であることを示す、
セントレア(中部国際空港)のエンブレムが入っています。


側面の美しいオフホワイトの塗装色に窓枠の黒が、コントラストもあり映えています。




まずは全景から。受ける印象は先鋭的なデザイン・色彩感覚。
セントレア空港で受ける印象と同じ感じがします。
ただ全体的には寒色が殆どで冬場は寒い印象を受けてしまいますね。


天井の照明です。複層的に中央から左右にデザインと間接照明が広がります。
等間隔おきにレール方向にも間接照明が丸く存在し、なかなか凝った作りです。


荷物棚下にもあります。こうやって単体で照明を見ると地味です。


さあ妻部をご覧頂きます。左右奥に見えるのは、空港特急ならではの


スーツケースなどを置く荷物棚です。
そんなに大きくはないのですが、左右にあるのでなかなかの収納力ですね。


下部にあるのはバーで、これでスーツケースが動いて暴れるのを抑えています。


真ん中にあるのが客室の出入扉。客室内からは黒くスモークが掛かり向こうを伺い知ることはできません。
またもちろんこの黒の扉があることで客室内全体を引き締める印象の効果も生んでいると思います。


さらにその扉上部にあるのが大型液晶情報板です。
車内設備の案内、走行風景、沿線情報など盛りだくさんの情報を提供しています。


側面窓は最近の車両と同じくユニット枠で窓半分で日除けが昇降可能なサッシュがあります。


腰掛の様子です。ブルーを基調とした表地に包まれた腰掛は、シャープな印象。
座り心地は硬めです。着座時間もそんなに長くありませんし、これでいいのでしょう。


背面には背面テーブル・網袋が設けられています。
背面テーブルには編成の設備案内シールが貼られていました。


背面テーブルつまみ上部はμチケットホルダーにもなっていました。


きのこ形取手。


デッキに出てみましょう。まずは出入口のあるデッキ上部照明の様子です。
なかなかデッキ空間では照明はおざなりな場合があるのですが、
この車両ではコスト的には安いと思われるものの、たくさんスリットを入れることで深みを出しています。


出入口横にあるゴミ箱です。やや低い位置にあって入れづらいかな。


同じく握り棒と鏡です。鏡は名鉄ならでは。


デッキ空間は客室同様のイメージの色彩構成となっており、特に壁面はブルー蛍光色での雰囲気作り。


こちらは男子小用トイレ。


男女兼用・車椅子対応トイレ。開閉はもちろんボタン付きです。


対面にあるのは大きな化粧鏡の付いた化粧台。


先頭車運転台裏手も同様の雰囲気となっています。




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