大手民鉄

南海電気鉄道 8000系(南海線)



←難波 □+□+□+□+12000系→和歌山港


和歌山市駅にて 11/11/12

20M級スレンレス製軽構造の車体は関東でお馴染みな車体ですね。


壁面帯はフィルムではなく塗装だそうです。



それでは早速車内を見ていきましょう


車内全景から行きます。暖色系の床面や腰掛表地が温かみを与える雰囲気に
左右両側はロングシート、荷物棚から伸びるスタンションポールが大きく目を引きます。


ラインデリアは車内全長にわたるものではなく箇所箇所に配置された設備となっています。
照明はカバーはなく直接車内を照らしていました。


出入扉です。化粧板はなく寂しいものですが扉床ともに警戒色満載で注意を促しているのがよく判ります。
左右の仕切板がすぐ扉横までに迫っており、ここの立席空間はほとんどありません。


扉上部は最近は少な目となった小ぶりなLED式電光表示で停車駅などの案内表示を行っています。


側面窓はご覧のとおりユニット窓で味気ないものではありますが、大きなそのサイズは採光には問題なし。


車両中央にある7人掛腰掛です。座り心地は従来の南海車とはことなる跳ね返るような感じ。


車端部の様子です。毎車両和歌山港寄の車端部は優先席の設定で腰掛の表地は青です。
妻窓が設けられていることから閉塞感もなく空間に余裕を感じます。


車端部腰掛は4人掛。なお吊革は識別のためオレンジ色となっています。


運転台がある車両、こちらはなんば寄の車両を見ております。
基本は中間車と同じなのですが違いは車椅子の方のための空間が設けられていること。
右手一部は腰掛ではなく、壁面に暖房機器があり車椅子の方が握れる横棒が取り付けられています。


一般席と同じ仕切りであると車椅子の方が座席に着座しにくいためか、
ここだけは仕切板は違って小ぶりな長方形タイプで、
かつ丸パイプを掴めるような感じになっています。


運転台横まで来ました。業務員用扉は客室用の貫通扉と共用のようです。
壁面にある窓が通勤型車両には珍しく下の位置まで大きく取られたワイドサイズ。



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