大手民鉄

南海電気鉄道「りんかん」



橋本駅にて折り返し発車まで停車中 97.12.26

さて、今回は高野線を走る指定特急の「りんかん」です。
南海本線にくらべてちょっと地味な高野線ですが、
高野山 までつづく観光路線でもあり、林間田園都市まではずっとベットタウンが続きます。



早速車内に入ります。


紺色のモケットをシートに用い、枕カバーをピンク色にすることで華やかさをも持ちあわせています。
このお陰で全体の白が基調な中で明るい雰囲気を醸し出していていい感じです。


反対側を見てみます。頭上の荷物棚の間接照明までにも気を配っています。




まずは全体の様子です。リクライニングシート(フリーストップ)に足掛け、
テーブルなど特急車に求められるものはすべて備えています。


座り心地ですが、程よい硬さで暫しの乗車時間も疲れさせない感じです。
シートピッチもほどほどにあり、まあ足を伸ばせます。


ヒーターが設置されているため、すべてをカバーで覆われている脚台ですが、
左に見えているペダルがすこし小さめで、腰掛を回転させるときに踏みにくいのでは?


左の網袋ですが、ちょっと小さ目で入れにくかったです。
また左のインアームテーブルはその存在に気づかない人もいるのではないでしょうか?
なかなかインアームテーブルは使いにくい面があり、いちいち出して入れるのが面倒。
わたしが乗った車両でも使っている人はいませんでした。
高野線のようなわりと近距離で途中駅での降車も多い特急では
背面テーブルのほうがよかったのではないでしょうか?



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